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THE WORLD  作者: SEASONS
4月15日
713/4820

寮へ

《サイド:御堂龍馬》


ん?


あれ?


不意に医務室のベッドで目を覚ました。


どうやら少しの間、眠っていたようだね。


「いつの間にか眠っていたのか…」


自分でも眠りについた覚えはなかったんだ。


ベッドに横になったところまでは覚えてるんだけど。


色々と考え事をしている間に眠りへと落ちていたようだ。


時計を見てみるとすでに午後8時25分になっている。


周囲を確認してみると、すでに翔子達はいないようだった。


無事に帰れたのかな?


みんなよりも遅く目覚めた僕は、

周囲に誰もいないことを確認してからベッドを離れることにした。


「ありがとうございました。気分も良くなったので、これで失礼します」


出来るだけ丁寧に挨拶をしておくと、

校医と鈴置さんが笑顔を返してくれた。


「お大事に」


「次はちゃんとみんな揃ってから、来てくださいね~」


「あ、あははは…。」


さりげなく嫌みを効かせた言葉に苦笑しながら医務室を出る。


そして歩みを進めていく。


「これからどうしようかな?」


すでに時刻は夜だ。


出来ることは限られている。


特風会へ行くかどうか迷ったけれど。


悩んだことであることを思い付いた。


「無断で申し訳ない気はするけどね」


小さくつぶやきながら校舎を離れた僕は、ひとまず寮に向かうことにした。


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