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THE WORLD  作者: SEASONS
5月15日
4568/4820

最強の密偵

「優奈。」


「…うぅ。すみません。道案内に失敗しました。」



話し合う覚悟を決めて優奈に呼び掛けてみると、

どうやら優奈も接近してくる人物に気付いていた様子だった。



「何度か回避しようとしたんですけど…。」



道を変えた程度で回避は無理だろうな。



「向こうはすでに俺達の位置を特定しているようだ。」


「…ですよね。やっぱり私のせいでしょうか?」



…いや。



優奈は落ち込んでしまったが、

これは誰のせいでもない。



「俺達がどう動いたとしても確実に気付かれたはずだ。」


「…やっぱり、あの人はすごいですよね。」


「それが仕事だからな。」


「…あ、はい。そうでしたね。」



まもなく姿を見せる接近者の苦労を思って小さくため息を吐く。


そんな優奈と共に足を止めていると。



「やっと…やっと会えたな。天城総魔!!」



ジェノス魔導学園に潜む最強の密偵が俺達の道を阻んだ。



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