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THE WORLD  作者: SEASONS
5月14日
4268/4820

いつでも良いわよ

「それでは第3試合目を開始しますっ!!両選手共に準備はよろしいでしょうか?」



フェイ・ウォルカとの会話を終えてから開始線まで歩みを進めると。


係員が私達に問い掛けてきたわ。



…ふふっ。



「いつでも良いわよ。いつでもね。」


「俺もだ。異論はない。」


「…分かりました。」



試合開始前の問い掛けに対して強気な態度で答える私とフェイ・ウォルカの返答を聞いた係員は即座に行動を開始したわ。



「それでは試合を始めますっ!!準決勝戦第3試合…始めっ!!」



大声で宣言する係員。



ようやく私達の試合が始まることで。


「手加減なしだっ!!!」


フェイ・ウォルカは真っ先に二本の槍を生み出したわ。


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