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THE WORLD  作者: SEASONS
5月14日
4220/4820

乃絵瑠にしては

「ぐああああああああああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!」



自らの炎に焼かれる大塚義明。


その絶望の叫び声を心地好く感じていたんだけど。



「………。………。………。」



どうやら意識を途絶えさせて完全に沈黙してしまったようね。



…あらあら。


…残念ね。



あれほど優位に立っていた大塚義明だったのに。


終わってみれば乃絵瑠が望んでいた通りに『引き分け』という無難な決着を迎えたのよ。



…まあ、乃絵瑠にしては上出来と考えるべきかしら?



決して誇れるような戦いではなかったものの。


次に繋がる有意義な試合だったとは思うわ。



…ふふっ。


…まあ、悪くはないわね。



これはこれで見届ける意味はあったからよ。



そんなふうに思う私の視線の先で。


「試合終了っ!!!!この試合は引き分けですっ!!!」


審判員が試合終了を宣言したわ。


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