表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE WORLD  作者: SEASONS
5月11日
3870/4820

覚えているのは

…もうすぐ正午になりますね。



昼食の準備をしようかどうか迷うところなのですが。


反乱軍の砦で別れて以来一度もお会いする機会のなかった栗原薫さんの様子を探るために、

マールグリナの学園を調査してみることにしました。



…栗原さんの魔力の波動はどこでしょうか?



調べてみると学園の校舎の中から感じます。



…多分、上の階かな?



ジェノス魔導学園と比べると小さな校舎ですが、

それでもマールグリナの中では最も大きな建物だと思います。



…一度しか行ったことがないですけどね。



それなのに少し懐かしい気がします。



…御堂先輩や翔子先輩達と一緒に立ち寄った思い出があるからでしょうか。



覚えているのは校門と会議室くらいですけど。


馬車に酔って苦しんでいた悠理ちゃんが一番印象的だった気がします。



…あの時は確か。



栗原さんにお薬を頂いて、

悠理ちゃんに飲んでもらった記憶があります。



…その栗原さんはどこにいるのでしょうか?



魔力の波動を追跡して調査を進めてみると、

生徒会室と記されたお部屋にいるようでした。



…どうやら会議中のようですね。



生徒会というものを見るのは今回が始めてなのですが、

沢山の生徒に囲まれながら会議を行ってる栗原さんの姿はとても凛々しく感じます。



…栗原さんも頑張ってるんですね。



何の話し合いなのかは分かりませんが、

ひとまず会議の内容を聞いてみようと思います。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ