表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE WORLD  作者: SEASONS
5月10日
3829/4820

だがその前に

「美由紀が精霊になったのは、俺に願いを托す代わりに俺の力になることを約束したからだ。」



…願い?



「願いって、もしかしてあれのことですか?」



思い当たることが一つだけあります。



「ドーラ伝染病の治療…ですよね?」


「ああ、そうだ。病気の治療を成功させることを条件として美由紀は協力を申し出てきた。どうしても助けたいと言って、治療を委ねる代わりに精霊として俺を守ることを誓っていた。」



…病気の治療ですか。



「あの人を…治せそうですか?」


「まだ分からない。実際に会って病状を確認してみないことには判断出来ないからな。」



…ですよね。



「…と言うことは、これから向かうんですか?」


「ああ、そのつもりだ。だがその前に一つだけやるべきことがある。」



…え?


…やるべきこと?



他にもまだ何かあるのでしょうか?



「何をするんですか?」


「御堂のために必要な準備を整える。」


「御堂先輩のために、ですか?」



どういうことでしょうか?



「どこで何をするんですか?」


「本当の意味で終戦を迎えるために、九鬼穂乃華の魂を回収する。」



…え?


…穂乃果さん?



疑問を感じながら質問を続けたことで、

総魔さんが次の目的を教えてくれました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ