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THE WORLD  作者: SEASONS
5月7日
3711/4820

怖かったんだもん

「大丈夫?」


「だ、大丈夫です…っ。」



もう少しで転びそうになってしまいましたが何とか耐えきりました。


ひとまず私もケーキも無事のはずです。



…大丈夫、だよね?



ケーキに関してはすごく不安なのですが、

それでも私を心配してくれる美春さんに笑顔を返したつもりでした。



…だけど。



すごくぎこちない笑顔だったかもしれません。



…引き攣ってる、かも?



ですが今はそれが精一杯でした。



…だって怖かったんだもん。



心臓のドキドキもまだ収まっていません。



「大丈夫です…。多分…きっと…。」



まだケーキは落としていません。



私自身も無事なのですが、

ただ一つだけ問題があるとすれば美春さんのように挨拶することが出来なかったということでしょうか。



…やっぱり上手く出来なかったよぅ。


…あう~。


…私にはまだ無理だったね。



色々と落ち込んでしまいますが、

いつまでも悩んでいても仕方がありません。



「皆さんおはようございます♪」



心の中で反省した私は、

ひとまず自分らしく挨拶をすることにしました。


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