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THE WORLD  作者: SEASONS
4月4日
122/4820

人の多さ

《サイド:天城総魔》


ふう。


ようやくここまで来れたな。


いつもより移動に時間がかかってしまったがようやく食堂にたどり着くことができた。


出来ることなら早めに食事を済ませて体を休ませたいところなのだが…。


たどり着いた食堂はすでに多くの生徒達で混雑しているようだった。


いつも思うことだが、人の多さには驚かされるな。


入口を通り抜け。


人ごみをかき分け。


順番を待つ生徒達の列に並び。


無事に夕食を確保する。


それら一連の流れを終えるまでにそれなりの時間を費やしたように思う。


そのせいか。


多少なりとも回復した魔力で体の治療を行うことができた。


まだ万全とは言えないものの。


普通に行動する分には問題ないだろう。


翔子と共に食事を確保した後。


空いている席を確保してから二人並んで腰を下ろして、食事を始めることにした。


「今日も人が多いな」


「え?あ~うん。まあ、そうよね~。あんまり人が少ない食堂って見たことないかも」


数千人の生徒が集まる食堂だからな。


非常に騒がしく思えてしまう。


だが、そんな状況だからこそ。


俺達の存在に気付く生徒は少ないのかもしれない。


これまでに対戦した生徒や観戦していた生徒達に遭遇すれば何らかの事態が発生しかねないからな。


余計なもめごとに巻き込まれることもなく、

自由気ままに落ち着いて食事ができるのはありがたいと思う。


「とりあえず食べるか」


「うん!いただきま~す!」


無駄に騒がしい喧騒の中で、俺達は食事を始めることにした。


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