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序章
誰が創りたもうこの世界
悠久の時流るる大地よ
遥かなる西方に精霊と人の子が集う地があった
母なる大地が生み出した水晶の森で
妖精の若者と人の子の姫君が出会い
二人はひとつの種をまいた
人の姫君は緑の姫、森の愛し子
妖精の若者は紅の若殿、火と炎の申し子
二人の種は芽吹く
汝は生命の担い手 希望の光
風は喜びの歌を歌い
空は遙かなる瞳をもって見守る
大地は限りない祝福を送り、白き花の誕生を願う
大地に芽吹いた希望の花よ
汝が花ひらく時
白き蝶が大地を覆わん
小説の投稿のやり方にまだ慣れていないので不備があったらすみません。
投稿の仕方がまだ手探り状態です(汗)