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ぐだぐだっ☆  作者: 猫背
2/14

2話

元々書いていた「ぐだぐだッ☆」の再編集版となります。

2話は3、4話分を編集した物です。

※今後、追記や修正する場合もございますが、その度にお知らせさせて頂きます。

ヴー、ヴー、ヴー。

「ん……。うん……?」

何かが鳴っている…?

ヴー、ヴー、ヴー。

「んあっ!?」

携帯のバイブレーションで目が覚めた。

外を見てみると夕方になっている。

「もう、夕方かよ……。まぁ、朝から疲れてたからか…。…あっ、そういえば…!?」

携帯を見てみる。

→新着メール1件

「誰からだろう……?」

メールを見てみる。

→題名:無題

「……?」

開いてみた。

『校長に怒られたー…?このドMッ!!そういうことだから、今から凛ちゃんと楓ちゃんと行くから、よろしくッ!!』

「こ、こいつはぁ……。どこからツッコミを入れればいいんだろうか……。」

相変わらずの言葉で分かると思うが、メールを送ってきた相手は美羽だ。

「あいつ絶対ネジが1本抜けてるな。うん、絶対に抜けてる……。」

そう1人でつぶやいていると、玄関からチャイムが聞こえてきた。

ピンポーン。

急いで階段を降りる。

「あっ、はーい。今、出ます!美羽達かな……?」

ガチャッ

「どなた様ですか………!?」


ドアを開けると驚いた。

そこにいたのは……。

黒い長い髪の女性……。

今朝見た夢の中にいた人。

そして、その人に瓜二つだ。

「こんにちは。昨日?ぶりね。」

「……。」

「あら……?返事がないわね……。もしもーし。」

「………。」

いきなりのことで、言葉が出なかった。

それ以前に、これはまだ夢なのか、現実なのか、区別がわからなくなってしまった。

その時だ、

「あっ、そういうこと…?」

そう彼女がつぶやくと、俺に唇を重ねてきた。

「っ!?」

この感触…。

現実だ……。

急いで彼女を引き離す。

「こういうことを期待してたのね……?ふふっ…。」

「ちょっ、な、何するんですかー!?」

「あら。やっと、しゃべったわね。」

「そりゃー、しゃべりますよ。あんなこと……されたら…。」

夢と同じようなことをされて、少し戸惑ってしまった。

そして、そういう顔をしていたら、

「ごめんなさい。怒らせちゃった…?」

彼女は困った顔をしながら聞いてくる。

そんな顔を見ていると、思わずすぐ否定してしまった。

「い、いえっ、そんなことはないですっ!!」

「それならよかったわ……。嫌なのかと思っちゃって…。」

「えっ?あっ?その……。」

「まぁ、それはさておき……。」

また、弄ばれてる気がする……。

そう思ったが、彼女の話は続いている。


「ちょっと家に上がらせてもらっていいかしら……?ちょっと、あなたに話したいことがあるのよ。」

赤の他人……。

しかし、今朝の夢から現在の出来事……。

これは何かのめぐり合わせだと思い、家に上げることにした。

「わ、わかりましたっ。どうぞ。」

そう言うと彼女を居間に上がらせる。

「あのっ、お茶どうぞ。」

「あら?ありがとう。」

そう言い、彼女はお茶を飲み始めた。

さっきはドタバタであんまり顔を見れなかった。

しかし、今マジマジと見てみると、同年代の人たちには見られない魅力があった。

大人の女性ってやつだろうか……?

が、それとも違う感じもする………。

そう考えていると、彼女が話し始める。

「そういえば!まだ自己紹介してなかったわね。」

「あっ、はい?」

「私の名前は蘇芳葵(すおうあおい)。」

俺も自己紹介をし始める。

「俺の名前は……。」

すると、俺の言葉を遮るように彼女が言葉を発する。

「知ってるわ。朝倉詠人…君ね……。」

「え?何で俺の名前を…?」

「それは……。……、今から話すこと、信じてくれるかしら…?」

「……?どういうことですか…?」

「いきなりすぎて、現実味がないかもしれないけれど、ちゃんと受け止めてくれる……?」

彼女は真剣な面持ちでそう聞いてきた。

何か大事な話を告げたいのだと思い、誠意を込めて返事をする。

「全部受け止めれるかはわかりませんけど、受け止めてみせますっ!」

その返事を聞き、彼女が話し始める。

「そう……。ありがとう…。じゃあ、話すわ…。」

「あっ、はい。」

「今朝、あなたは男の子から女の子になっていた?そうよね?」

「えぇ、まぁ……。」

「それは……、私があなたの性別を変えたからよ…。」

「………!?ま、まぁ……、あの夢が原因であるってのは、大体の見当は付いてました……。」

「そこまで驚かないのね……。でも、悪戯にあなたを困らせてるわけではないの。」

「どういうことですか…?」

「ちゃんとした理由があって、あなたは……。その……。」

「お、俺は…、なんですか……?」


彼女は決心した顔で俺に言った。

「あなたは今、命を狙われてるのっ!!」




「えぇー!?」

いきなりの命を狙われてるという発言に、うろたえる俺…。

しかし、彼女は話を続ける。

「そういう反応になるわね……。」

「も、もっと詳しく教えてください!!」

「わかったわ……。あなたを男の子から女の子に変えた理由は、それが関係しているのよ。」

「どういうことですか……?というか、どうやって俺の性別を変えることができたんですか……?」

「それはね…、まず知ってもらいたいのは、私……魔法使いなのっ!」

「え?ま、魔法使い…?」

「あら?知らないかしら…?映画とかであるじゃない?あんなのよ……?ほら、こんな感じで…。」

彼女がそう言うと、俺が手に持っていたコップから紅茶だけが浮いてきた。

宇宙での無重力状態のときに、液体が球状に浮かぶアレだ……

「うっ、浮いてる!?」

それで確信した。

彼女はホントの魔法使いだと……。

「これで信じてくれるかしら……?」

「はっ、はい!」

「よかった…。では、話を続けるわ。今ので分かったと思うけど、性別が変わったのは私の魔法によってよ。」

「はい…。それは分かりました。でも、なんで性別を変える必要が…!?」

「さっき言ったと思うけれど、命が狙われてるのが一番の原因。そしてなぜ命を狙われるかってことなんだけど……。魔法ってなぜ使えるか、わかるかしら……?」

「え…?えっと…。」

魔法の源…。

ゲームとか映画とかだったら……、

「その人自身の魔力……?」

「あら?賢い子ね……。そう、私たち魔法使いには個人で格差があるけれど、魔力があるから魔法が使えてるの。」

「はぁ……?」

「そして、あなたにも魔力があったのよ。」

「えっ!?俺にですか……?」

「えぇ……。とてつもないくらい大きな魔力がね……。そして、魔力が大きければ大きいほど、様々な魔法が使える。世界を変えるほどのね…。」

「そ、そんな力が何で俺にっ!?」

「わからないわ……。でも、あなたが大きな魔力を持っていたのは事実…。そして、その力を狙う人たちもね。でも、最近その魔力を隠せる術を見つけたの。」

「っ…!?…もしかして、それが……。」

「そう、性別を変えることよ。」

「………。」

「実際に、性別を変えたことによって魔力をあんまり感じ取れなくなったわ。これなら、あなたを狙ってる連中にも気づかれないはず……。」

「そ、そうですか……。」

「やっぱり、怒ってるわよね……?でも、彼らに気づかれないようにするためには、仕方がなかったの……。」

そりゃあ、いきなり勝手に性別を変えられて、怒っていないわけがない。

しかし、それは俺のためを思ってのこと。

「いえ……、怒ってないです…。でも……何で俺のことをそうやって助けてくれたんですか……?それだけ教えてください…。」

「………。」

彼女が一瞬言葉を失う。


ピンポーン

「まだ思い出してないのね……。」(ボソッ)

「す、すみません…。チャイムで聞き取れなかったです…。」

ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン

「しつこくチャイムなってるから、ひとまず出てみたらどうかしら……?」

「そ、そうですね…。」

急いで玄関へと向かう。

「はーい。今出ます…!」

ガチャ

声が聞こえてくる。

「たのもッーー!!」

「詠人……、こん……。」

「詠人様、こんにちは。」

そこにいたのは、美羽・凛・楓だった。

「え…?あれ…?何で、3人が家に……?」

「ひどいなーッ。メールしたと思うけどなー。プンプンだぜ。」

「何が、『だぜー』だぁ……。今色々と取り込んでて、忘れてただけだよ。」

「約束を忘れるなんて……、ひどい。詠人様って、そんな人だったのね……。」

「……ひどい…。」

何このコンボ。

この3人が組むとある意味最強だな…。

「こんなドMッ、ほっといて帰ろッー!」

「そうですわね……。」

「…マゾ………?」

美羽が2人の背中を押して帰ろうとしている。

まぁ、自分が忘れてたのが悪いわけなので謝るとする。

「す、すまん。俺が悪かったって……!」

「ふっふっふっー。分かればいいのだよッ。分かればッ。」

そういうやりとりをしていると、居間から彼女が歩いてきた。

「あら……?騒がしくて来てみたら、可愛い3人組ね。詠人くんの、彼女達かしら…?」


3人が驚く。

「…………!?」

長らく放置してしまってすみません(´・д・`)

こちらの「ぐだぐだっ☆」は再編集版です。

一日2話分を1話にまとめてUPのペースですが、新話は週1度のペースになるかもしれません。


※新作「戦姫と従者と。」(N3740BR)のプロローグ投稿致しました。

お手すきの際にでもぜひ読んでください。

拙い文章ですが、今後ともよろしくお願いいたします。

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