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8、俺のクリスマス

いつもより長めです。

聞いてください!皆さん!!

今日はなんと、なんと、


白峰さんとデート!!


なんです!!


てなわけで何が起こったか、それは一昨日に戻る。


「水野君、日曜日あいてる?」

「へ?」

日曜日・・・といえばデート!?

生きてて良かった~!!

「あの・・・なんで泣いてるの?」

「嬉し涙です」

「で、予定は・・・」

「もちろん、あいてます!!」

しかもその日は・・・


そして時は過ぎて日曜日。

俺は調子に乗って待ち合わせに1時間ほど早く来てしまった。しかも2日続けて寝不足だ。

「お~忠邦~」

この声は・・・まさか・・・

「松田」

「なんだよその超嫌そうな顔は。ところで白峰はどうしたんだ?」

「あぁ、白峰さんは・・・ってなんだ知ってるんだよ!!」

「あのなぁ、あの時俺はお前の隣にいたんだが」

マジか。全然気配がしなかったぞ。

「そんなお前に忠告。2人に気をつけろ」

「はぁ?」

「じゃあな」

松田は意味不明な言葉を残し、去っていった。


「ごめん、待った?」

「全然」

「じゃあ行こっか」

「あぁ」

デート、スタート!!


「お兄ちゃんの様子がおかしいと思ったらまさか白峰さんとデートしているなんて・・・」

「白峰亜紀・・・今度はデートですの!?」

なんか聞き覚えのある名前が隣から聞こえてくる気が・・・

横をチラッと見るとそこにはすごい美人がいた。

さらさらとしている黒髪に抜群のプロポーション。でもなぜかサングラスとマスクをしている。

ありえないな、うん。こんな美人さんがお兄ちゃんを知ってるわけ・・・

「あぁでも水野様の私服姿が見られただけで幸せですわ」

前言撤回。この人は九條さんだ。

「あの~もしかして九條さんですか?」

「あれ?もしかしますと莉子さん?」


突然だが大変なことが起きた。

白峰さんがこけた。

そして俺は・・・

「よぉ変人。なんでお前と亜紀が休日に一緒にいるんだよ!!」

からまれていた。まるでヤクザにからまれるみたいに。

それもこれもさっき彼女とのデートに急いでいた人が白峰さんにぶつかったせいだ。

「とりあえずここから離れよう!!」

俺は裏白峰さんの手を掴んで走った。


「はぁ、ここらへんでいいかな」

俺は近くの公園にやってきた。

「早く事情説明をしろ!!・・・まさか無理やり誘ったんじゃ・・・」

「違うって!白峰さんに誘われたんだ」

「なんだ、亜紀が誘ったのか。(けっこう頑張ったな、亜紀)」

「ん?最後の方、何か言ったか?」

「いや。じゃあ亜紀に代わるな」

「あ、今さぁ前から言いたかった事思い出した」

「何?」

「名前をつけようと思って。ほらなんかさ“表と裏”っていう区別ってなんか嫌じゃん」

「そうか?」

「で、う~ん・・・ゆき・・・優紀はどうだ?優しいに、白峰さんと同じ紀の字で」

「優しい?あたしが?何言って・・・」「俺はそう思うよ」

「だってよく表白峰さんの事心配してるし」

「あたし、帰る!!」

またどこからか出したバナナの皮で滑って転んだ。

「じゃあな、優紀」

俺はそっとつぶやいた。

彼女も何か言った気がするが聞こえなかった。


「水野君ごめんね。なんかまた出てきちゃったみたいで・・・」

「いや、いいんだよ。でさぁ俺はなんで呼ばれたの?」

「これ」

白峰さんはバッグからまるでプレゼント用ようなの紙袋を出した。

もしかするとこれは・・・

「水野君これ・・・」

「あぁ松田に渡せって事だね。チッ、あいつめ。またかよ。今日、クリスマスだし」

「そうじゃなくて水野君に・・・」

「大体女子から俺がプレゼントをもらう時って松田に渡せって事でしょ?」

「私は水野君に―――!!」

「え?」

今日は本当にいい日だ。ありがとう、クリスマス。


『じゃあな、優紀』

『また会おう、伊織』







この話書いてて悲劇が起きました。

なんと・・・書いてた小説データが半分消えました(泣)

そのせいで投稿が遅れました。すいません。


これから気をつけます。

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