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Fighting mode

Characters

クロロ・グテー:元傭兵で星間戦争中は数々の武功を挙げ、戦地前線で名を馳せた。終戦後、莫大な金を求めて惑星ローデの地下アンダーフロアで行われるという殺し合いトーナメントに参加する。


ハンブレット・ライツァー:アンダーフロアの殺し合いトーナメントの前回優勝者。莫大な金は得たが再び参加。その理由は金以外の謎の目的を達成するため。


ジルケン・クラーク:かつて戦争中に傭兵としてクロロと共に戦地へ赴いた。クロロの唯一の友人であり、明るい性格。殺し合いトーナメントへの参加を決めている。

ジルケンと簡単に別れのあいさつを済ませてクロロはハンブレットの元へ戻った。


「知り合いか?」


ハンブレットの問いかけにクロロは短く"あぁ"とだけ答えた。必要なだけの食料を買った後クロロ達はトーナメント主催が用意したというホテルへ向かった。ホテルといってもアンダーフロアにあるホテルだ。外見はボロボロの見た目でクロロは残念がった。しかし部屋へ入ってみると外見からは想像できないような綺麗で整備された部屋だった。ベッドはキングサイズ、リビングルームはとても広く大型のテレビまである。さらにはトレーニングルームが用意されており、ここで試合に向けて鍛えることができる。さすがは大金持ちが主催するトーナメントだなとクロロは変な感心をした。久しぶりのシャワーを浴びてクロロはすぐに眠りについた。


ドアを強く叩く音でクロロは目覚めた。ゆっくりと体を起こして扉を開けると既に支度を済ませたハンブレットが立っていた。


「トーナメント表が出たそうだ。」


クロロは急ぎ目に支度をして部屋を出た。表はスタジアムの前に電子スクリーンでスタジアムと同じくらいのサイズで掲示されていた。ザッと見ても100人以上はいるであろう大きなトーナメントだった。クロロは懸命に自分の名前を探した。何十秒か見つめてついに右の方に名前を見つけた。対戦相手を見るとレ・アプチ・ケラスと書かれていた。名前を見た感じ人間ではない別の種族のようだ。自分の名前を確認した後すぐにクロロはハンブレットの名前を探した。するとハンブレットは表の1番左に名前が記されていた。しかもよくみるとシードになっていた。クロロはハンブレットがせこいと感じたがよくよく考えると前回の優勝者なのだから何もおかしいことはなかった。


その日は特にハンブレットと話すこともなくクロロは自室で剣を振ったり少しのトレーニングを行ったりしてから眠りについた。翌朝クロロは再び強いドアのノック音で目覚めた。しかし昨日より強くしつこいノック音に不信感をおぼえたクロロは昨日より急いで扉を開けた。扉の前にはハンブレットが険しい顔で立っていた。


「昨夜、参加者が殺された。それも8人もだ。」


クロロの背中が凍りついた。クロロは特に考えず過ごしていたが確かにありえない話ではない。昨日の時点で対戦相手が発表されたのだ。命を賭けて金を得ようとするような連中が手段を選ぶわけがない。クロロとハンブレットは昼はともに行動して夜も交代で見張りをして明日の本番に備えた。明日、遂に始まる。クロロは腹を括って表情を変えた。

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