犯人は別にいる編
前話とは、登場人物は同じで、展開が違います
「ワット!お前とは婚約破棄だ!私の愛するアンペアをいじめた挙げ句に、階段から突き落とした性悪女め!」
舞踏会の会場の真ん中で、オーム王子が私を指差して言った。
「私じゃないわ」
私はやってないんだけどなぁ。
オーム王子が浮気してたのは知ってるけど、アンペアって人、初めて見るから。
先月は、別の令嬢と付き合ってなかったっけ?
とは言わない。
「お前だろ!」
「私じゃないわ」
「牢に入ってろ!」
罪を認めない私を、オーム王子は牢に入れた。
見張りがつけられて、ずっと監視されている。
私はのんびり読書を嗜んだ。
次の日。
「アンペア様が亡くなりました!」
側近が、オーム王子に報告する。
「何だと!?」
オーム王子は、驚いた。
「あいつは?ワットは?」
オーム王子は、ワットが犯人だと信じ込んでいる。
「牢にいます」
側近が答える。
「抜け出したな?」
「四六時中見張ってました!」
「え…?それじゃあ…誰が…?」
オーム王子は、調べさせた。
結局、オーム王子が先月まで付き合っていた令嬢が犯人だった。
「だから私じゃないって言ったのに、人の話を聞かないから〜」
私は、牢から出され、自由の身になったが、またオーム王子と婚約させられたら嫌なので、国を出る事にした。
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