呪い編
前話とは、登場人物は同じで、展開が違います
「ワット!お前とは婚約破棄だ!私の愛する聖女アンペアをいじめた性悪女め!」
舞踏会の会場の真ん中で、オームが私に向かって叫ぶ。
「まさか…私なら、いじめなんて生温い事せずに、呪いますよ」
私は冷たくオーム王子に言い返した。
「はん!呪いだと!?バカな!そんな脅しなんて効かないぞ!悔しかったら呪ってみろ!」
バカにしたように笑うオーム王子。
隣の聖女アンペアも笑う。
「良いんですか?」
なんと、呪って良いって許可されたぞ。
「やれるもんならな」
呪いなど信じていないオーム王子。
「本当に呪って良いんですか?」
念の為にもう一度確認する。
「呪えるもんならな」
「じゃあ呪います。後でやっぱりダメって言っても遅いですからね。あ、聖女は呪っても効かないですけど」
「や…やめて」
アンペアは、少し怯えた顔をしたが、オーム王子が宥めた。
「君は聖女なんだろう!大丈夫だ!それに、呪いなんてあるわけない!」
「そうですよね!」
もう呪っても良いかな?
「じゃあ、呪いますね」
「「ぎゃ〜〜〜〜!!!!」」
オーム王子とアンペアは苦しみだした。
「聖女だったら呪いに侵されないのにね〜呪われちゃったね〜
聖女じゃないんだね〜」
「そんなぁ!」
「助けてくれ!」
「婚約破棄ありがとう!じゃ!」
苦しむ2人を置いて、私は舞踏会の会場を出た。
※何の呪いかは、お好みでどうぞ。
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