4/4

神話︰神の生まれ

■の真■につ■てお話しよう。

神の始まりである原初の神達は他の神を生み出すことを決意する。これを実行するために妖精を神に進化させる大型計画が始まった。

妖精から神に成り代わる仕組みは妖精の死者の魂が神によって裁きが決められる事で生まれる。

死んだ妖精の魂は一度、神界に送られる。これは人間でもその他の生物でも同じだ。

しかし、この裁きを決める事が出来るのは原初の神達だけである。

裁きは生前、何を成したのか、どんな生涯を送ったのか等を調べるところから始まる。

妖精や人間、どの生命体の中でも凶悪な魂は神界の深くにある執行場、人間が俗に言う『地獄』へと送られる。

勿論、凶悪な度合いによって落ちる場所は変わる。

『無間地獄』というものがあるらしいが真偽は不明である。

ともあれ、それにより裁きを受けるのだ。

生前の行いが良いものはこのような事にはならない。

しかし、妖精の魂の中で生前の行いが良いものは2つの選択肢が原初の神によって迫られる。

それは『生前の記憶を失い神に成る』か『新たなる魂として生まれ変わるか』だ。

勿論、生まれ変わる場合、何に生まれ変わるかは分からない。

妖精から神に成り代わる際には妖精としての記憶と名を失う。

この2つの選択肢を迫るのだ。

この2つの選択肢の中で最初のうちは神に成る事を選ぶ者はほとんどいなかった。

しかし、ある時神に成る事を選ぶ者が現れたのだ。

その者の生前の名は分からない。

だが彼は、原初の神を除けばこの世で初めて神になった人物になる。

その神の名は『釈迦(しゃか)』と言った。

神に成る際は記憶と名を失うが、異能は残ったまま引き継が■るのだ。

つまり、釈迦の異能は釈迦が生前持っていた異能と同じになるという事だ。

それを知って何になる訳でもないが。

これを機に様々な人物が神に成っていっ■。

神界は元々広く、発展もしていたがさらに賑やかになった。

普通に見れ■神達だと思えない程普通の街が、世界が出来ていたのだ。

神達に■平穏な世界が存在していたのだ。

し■■、あ■出■事をきっ■けに神■半数■死に■■■だった。

■れ■■■■■う■在に■■て■