成長剤
メガロトータスでレオンの装甲を外してからミアとアレクを連れてからピラミッドへ、メリナとミスティには盗賊たちから使える物の押収と生きているMBの武装集めを頼んでおいた。
「ミア、ピラミッドって墓じゃなかったか」
「ライくん、よく知っているね ピラミッドも考古学だよ」
「ライ、アレク、ここは研究所を隠すために作られただけよ」
アレクは膝を付いてうなだれていた 考古学が、男のロマンがとか言っていた
「ライ、そこを左、鍵かかっているわ」
ミアの言う通りに進み、ペンダントを鍵を開けると地下へ続く階段がありレオンでも通れるほどの大きさだった
「研究所は下よ」
「楽しみだ〜」
アレクはダッシュで先に階段を降りていった
「アレクは大丈夫なのか」
「大丈夫なんじゃにゃい?」
レオンは階段を下りて地下へ
「今回はすぐに着いたな」
「ピラミッドの地下にこんな施設があるなんて誰も分からないから」
アレクは高いテンションで走って来た
「ここは前の所と違って簡素なんだけど」
「ピラミッドの方に資金を使ったから最低限の研究環境があっただけよ」
「なるほど〜資金的な感じだったのか」
レオンはいつも通りハンガーに立ち、今回の装甲が気になるようなのだが
「ミア、これは?」
「レオン用の成長剤よ、もう1つはピンガーのね」
「成長剤って大きくなるのか?」
「違うわよ、なんて言うか 子供が大人になるって言うのか、コアの成長といえばいいかしら エネルギー量が増えたり、自己判断が良くなったりとか」
「帰ってから試すか」
「グル(もう帰る?)」
「ここには装甲がなかったからな」
「次の場所は帝国領内よ」
アレクを連れて、ピラミッドから出る
「あ、お兄ちゃん、何かあった?」
「レオンとピンガーの成長剤」
「ピンガー、成長するの?」
「コアの強化らしいぞ」
MBのコアは脳と心臓になるため、コアの強化は人間でいう精神面の成長になると俺は推測しているのだが




