レオン、ミアとのお喋り
遺跡から出たあと1日掛けて街へ着いた、食材よりも調味料の補充がメイン あとは女性たちの息抜きって所だ
「ライも分かってきたじゃない」
「快適に砂漠の旅が出来ているだけでも十分だと思うけど」
「その場所にはその場所の文化があるのよ 砂漠には露出が多い踊り子の衣装とかね」
ミアがわざわざデバイスにどんな衣装か映像を出してくれた、際どい水着といい勝負している
メリナ、ミスティみたいな女性が着るなら、どんな男も一撃でノックダウンするだろう
「子供たちの教育に悪いと思うけど」
「それは同感よ、ミスティならその辺りも考えていると思うわよ」
ちなみに男たち(カズハ以外)はメガロトータスでお留守番、トッドは菜園で収穫をしているはず アレクは遺跡に関しての歴史書の執筆中 俺はレオンの前でミアとおしゃべり
「ガゥ(楽しい)」
「レオンちゃんは人懐こい性格だからね〜昔から」
「あの2体の名前はどうしようか」
「ガウガウ(あいつにそっくりだった)」
「レオンちゃん、あの子と仲良かったもんね コアのベースはあの子の物だったわ」
「というと第1王子の護衛で強かったやつのMBだったてことか」
「そうよ、アインって名前だったわ」
「ツヴァイとドライでいいんじゃないか」
「安直ね、そっちの方がいいかもしれないけど」
「グルㇽ(僕のこと覚えてなかった)」
「レオンちゃん、コアのベースだけが同じで記憶や経験は引き継がれないのよ アインの子供たちと考えたらいいんじゃない」
MBは本当に不思議な機械生命体だ、人類が初めてこの星に来た時は小さな機械生命体だった。
人類が連れて来た植物や生き物、化石を見て、姿や形を真似ていき、数百年の年月を掛けて今のような大きさになった。人類の親しき隣人となった
この話は子供でも知っている そこから数千年後がレオンが生まれた時代でありそのまた、数千年後が今である
ちなみに人類が住んでいた星、地球はすでになくなっている
この星は他の星よりも離れており、他の星へ行く技術は失われてしまった。
「ライ、ミスティとの子供はいつ作るの」
「この旅が終わってからがいいかもな、子供たちにはちゃんとした所で勉強して欲しいし」
「子供たちのことも考えているのは偉いわ」
「ガウ(ライ、偉い)」
レオンの格納庫を後にした、女性陣はすでに帰ってきており、子供たち3人は子供部屋で遊んでいるようだ
「おかえり、ミスティ、メリナ」
「ただいま、お兄ちゃん」
「ただいま帰りましたわ」
「砂漠じゃなかったらピクニックとかに連れていってあげたいけど」
「そこは帝国側の砂漠を抜けるまでの辛抱ですかね」
メガロトータスは次の遺跡に向かうため移動を開始した。




