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次の目的地

悪食を倒した後、メガロトータスにMBを収納し近くの街へ移動を開始した。


「ストライカーアーマーの修理が必要ね」

「攻撃は当たっていなかったぞ」

「あの無茶な操縦で耐久性に問題が出ているの、それにストライカーやコマンダーには追加装甲があるからまだ完成系とは言えないの お解り」

「はい、すみませんでした。」


キメラ型のコアは人間でいうと腐った食べ物と同じでレオンたちが食べると最悪機能停止するため、食べさせてはいけない物だった。

ミアと一緒にピンガー、ミストの様子を見に向かった。


「あ、ライ様」

「ミスティ、ミストの方はどう?」

「後ろ足を被弾していました。修理とリハビリで5日くらいで完全回復だと思いますわ」

「大きな怪我がなくて良かったよ」

「そうですわね、子供たちを置いて死ねませんし、貴方との子も欲しいですし」


ミスティは顔を赤くしてとんでもないことを言い出し、こちらも恥ずかしくなった


「はいはい、こんなところで盛らないの、お兄ちゃん 私に何か言うことは?」

「メリナの援護がないと勝てなかったよ」

「私が必要でしょ お兄ちゃん、お姉ちゃん、食堂へ行こ」

「メリナ、私を認めくれますの?」

「認めるよ、でもお兄ちゃんの第2夫人は私だけど」

「メリナ、今夜は一緒に寝ましょうか」

「お姉ちゃん、大好き」


いつの間にか仲良くなっていた、これなら今後の連携も問題ないと思うな


「なんだか、丸く収まったわね」

「そうだな、次の遺跡はどこにあるんだ?」

「今、向かっている街の中にあるわ」

「それって忍び込むつもりか?」

「一般開放されているわ、それにミスティがいるから多分いけるわよ」


忘れていたけどミスティは王女だったな、この国の王族の立ち位置はかなり低かったけど 大丈夫なのか?


食堂へ行くとミスティとメリナは仲良く食事をしており、双子は俺に気づいてこちらに来た


「お父さん、お疲れさま」

「お父さんにお話があるの」

「ご飯を食べながら聞くよ」


食事をしながら双子の話を聞く


「お父さん、MBに乗りたい」

「お父さん、お母さんみたいになりたい」

「ライ、この子たち才能はあるわよ あとはオーダーメイドか相棒を探すだけね」

「なら18歳までに自分の相棒を見つけるんだぞ、それが出来たら傭兵になってもいいけどその間に色々教養を身に着けないとな」

「分かった」

「頑張ります」


この子たち本当に理解しているのか?


「ミア」

「あの子たちの遺伝子データを後でちょうだい」

「今、使っているフォークとかスプーンは?」

「せめて毛根が付いた髪か唾液、血液にして」

「ライハ、カズハ、髪の毛を1本抜いていいか?」

「「 うん 」」


了解をもらってから2人の髪の毛を抜き、毛根が付いているか確認後、ミアに渡した。

食事後、双子とミスティは部屋でお勉強 メリナはピンガーの装甲の掃除 俺はミアと自室へ


「双子がどうしたんだ?」

「昔、あの子たちに似た黒髪のMB乗りがいたのよ 第1王子と決闘をして負けて家来になったのよ」

「へぇ〜 結果は?」

「一応、血縁関係ね なんか運命的な感じがするわ」

「そのMB乗りが乗っていた機体は?」

「確か、黒い狼型のMBよ」

「狼型との適性が高いってことか?」

「そういうことよ」


これから砂漠を横断しながら遺跡を巡り、帝国に向かう予定だ 狼型は王国側の雪原や森林に生息しているため、しばらく出会うことがない


今後の方針をミアと詰めていった




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