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これからの行き先

遺跡から帰還し、レオン専用の格納庫で出迎えてくれたのはメリナだった


「お兄ちゃん、おかえり」

「ただいま、2人ともあいさつは」

「「 ただいま 」」


2人をコックピットから降ろして、メリナが面倒を見るというから任せた。


「ミア、いつもの頼む」

「はいはい〜了解よ」


デバイスにサイレントアーマーの情報が送られてきた


レオンハートサイレントアーマー


隠密行動、夜襲、電磁戦に特化した装甲 他にジャマー、光学迷彩を完備しているがジャミングを使用後は光学迷彩を使用出来ない

合体中、装甲の色は黄色になり、出力が上がる


武装:両肩にプラズマランス2本、背中に小型レールガン2門、光学迷彩、ジャマー、ジャミング、爪、牙、テイルブレード


「戦争でもするのか?」

「そういう時代だったのよ 使う機会がないことを祈ることね」

「フラグが立ったな」


サイレントアーマーは軍や騎士団のような統率の取れた相手にかく乱を起こして恐慌状態に陥ることができるレベルの装甲だ、帝国に行くと敵が増えるから出番があるかどうかと言われるとコマンダーアーマーより出番がありそうだ


「ミア、北の方には何ヶ所遺跡が残っているんだ」

「帝国側に2ヶ所、王国側に1ヶ所よ、南の砂漠の方なら王国側に2ヶ所、帝国側に3ヶ所あるわ」

「砂漠に向うか、と言ってもあの都市には行きたくないな」

「それなら砂漠のオアシス中心とした都市があるわ」

「そこを目指すか」

「問題点はそこが中立の都市という事よ」


帝国から追われているメリナが見つかれば、メリナを引き渡さないといけなくなる 抵抗すれば国家間の問題に発展するため、面倒くさい


「無難に行くなら砂漠の手前の都市で食料の買い込みが正解よね」

「トッドとナリーに相談しないとな ミア、砂漠の方へ向う予定で」

「了解」


夕方、夕食を食べながらトッドとナリーに相談する


「砂漠に向う予定なんだが」

「あそこに行くのですか?」

「そうなる、オアシスにも都市があるけど、中立都市なんだよ」

「メリナお姉様の問題ですね」


トッドとナリーにはメリナの事を話している。メリナからの許可があったからで2人は理解してくれている


「僕が食糧の買い出しに行きますよ」

「トッド、悪いな」

「トッド、ありがとう」


食糧の方は大丈夫だろう


「お父さん、どこに行くの?」

「ライハ、今から大きな街へ行くんだぞ」

「お父さん、いつ着くの?」

「明後日くらいかな、2人はお母さんとメリナお姉さんとお買い物に行っておいで 俺はちょっと用事があるから一緒に行けないんだ」


2人は最初は笑顔だったが俺が一緒に行けないと分かると落ち込んだ


「用事が済んだら合流するよ」


双子に笑顔が戻った、俺も懐かれているんだな

食後、風呂なのだがライハは女の子だからミスティ、メリナ、ナリーと一緒でもいいのだがカズハをどうするべきか 4歳だから彼女たちも気にしないと思うが


「ライ様、カズハの面倒を任せましたよ」

「お兄ちゃん、頭と身体も洗うんだよ」


女性たちは大浴場へ向かい、食堂には俺とカズハ、トッドが残った


「お父さん、僕はライハと一緒じゃないの?」

「カズハは男の子でライハは女の子だからだよ、今は分からなくてもそのうち分かるようになるよ」


男と女の違いなんて4歳の子供にどう説明するか難しい


「トッド、仕込みは終わったか?」

「終わりました。風呂に行きましょう」


男たちで大浴場へ行く、男湯と女湯でちゃんと仕切っているし中で繋がっていない、覗きは出来ないから安心だろ


「大きい」

「身体と頭を洗ってからな」


カズハの背中を洗うのは手伝い、頭を洗うのもシャワーでシャンプーを洗い流すだけなんだが


「カズハ、目を瞑れ、口から息をしろよ」


洗い落とした。目にシャンプーが入ると痛いもんな


「お父さん、お風呂入っていい」

「いいぞ、広いからって泳ぐなよ」


カズハは浴槽にはしゃいで向かった


「ライさん、すっかり父親ですね」

「トッドも弟みたいに扱っていいぞ、子育ての練習だよな」

「手が空いた時間にお話でもしてみます。」


湯船に浸かってしっかり温まってから風呂を出た、後は寝るだけなんだが


「今日はお父さんと寝るの」

「お母さんもお父さんと寝たいのよ」


結局、俺の部屋にミスティと双子、メリナが参戦する形で寝ることになった。

ミアに頼んでミスティの部屋からベッドを俺の部屋に子ガメを使って運ぶことになった 子ガメさんいつもありがとうございます。


双子は夜泣きをすることはなく、幸せそうな顔で眠って居た。





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