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王女ミスティが仲間になった

両腕に花の状態なのだが背中では龍と虎が睨み合いをしているような錯覚がする。


「格納庫から居住区、メガロトータスのコックピットまでが繋がっているから」

「旦那様のお部屋はどちらでしょうか」

「俺の部屋はここだよ」


部屋の中に入った、いつも通りにしているのだが


「案外、部屋の中は普通なのですね」

「居住区の部屋は全部こんな感じだよ」

「私のお部屋は旦那様の部屋の隣がいいのですが」 「あら〜残念ね、そこは私のお部屋ですのよ」


メリナとミスティの睨み合いが始まる


「2人ともケンカはしない」


頭を撫でてみると気持ち良さそうな顔をしているため、これでいいのか?


「ミスティは向かいの部屋を使えばいいよ」

「分かりましたわ」


ミスティは部屋を出て、向かいの部屋に荷物を置きに向かった


「メリナ、女性の荷物ってあんなに多いのか?」

「どうだろう~私の場合は逃げることでいっぱいだったから」

「メガロトータス内の案内してから最後に食堂かな」

「お兄ちゃんって優しいよね」

「普通にしているだけだぞ」


ミスティが戻って来た。


「お待たせしました」

「次、行こうか」


大浴場、食堂と行き、3階から5階を案内 1階は倉庫とトラックがあるくらいだから今教える必要なく、食堂へ


「トッド、ナリー、夕食は?」

「ライさん、ハンバーグの予定です。」

「トッド、あの人」

「えっ!!」


トッドとナリーはミスティのことを知っているみたいだ ナリーとメリナはひそひそ話をしている


「メリナお姉様、ミスティ王女様ですよね」

「お兄ちゃんに負けて仲間になった人だよ」

「ライさんが戦っていた相手だったんですか」

「そうそう」


「メリナ、ナリー、自己紹介するぞ、俺はライディース・トゥルーク ライって呼んでくれ」

「私がお兄ちゃんの妹でお嫁さんのメリナ・トゥルークですよ。18歳で若いのです。王女様!!」

「あらメリナさん、年下でしたの ライ様も苦労しているのですね」


ここでも睨み合いが


「喧嘩しない」


ライが仲裁に入る 


「ぼ、僕はトッドといいましゅ」

「トッドさんですね。私はもう王女ではないので普通に呼んでくださいね」


トッドはガチガチになっているし、しかも噛んだ


「私はナリーです。よろしくお願いします ミスティお姉様」

「ナリーさんは可愛いですね メリナにも可愛げがあれば良いのですが」

「何か言いましたか?ミスティお姉ちゃん」

「何もないですよ、可愛い妹のメリナちゃん」

「はい、ストップ」


ケンカを止めて、夕食を食べる事にハンバーグにはてりやきソースが合うな 夕食後


「トッド、ナリー、デバイスを出してくれ」


それぞれのデバイスに100万ドルを振り込み、もう1つのデバイス食料費用のデバイスに50万振り込んでトッドに渡しておいた。


今後の収入源をどうするか考えないといけないため先に大金を渡しておいた。孤児院出身の2人ならお金の有難さを知っているだろうから


その後、トッドと風呂に入り部屋へトッドを連れておけばメリナやミスティに対して抑止力にはなるからだ


「ミア、どうすればいい」

「ライはどうしたいの?」

「メリナは大切な妹だしミスティは好意を持ってくれるだけでも感謝しているけど」

「奥手のチキンね」

「恋愛の経験なんてないぞ、ずっと遺跡に籠もっていたし」

「既成事実を作ってしまえば?」

「だから、お互いのことをよく知ってからだろ」

「古いわね~数千年前に作られた私でも考えは新しいのよ」


何も言葉出てこない


「ライ、メリナもミスティもあんたのことが大好きなのよ2人ともあんたの子供なら欲しいと言っていると思うわ」

「でもなメリナにはドキドキさせられるけど妹にしか思えないし、ミスティはこれから知っていけばいいと思っているんだよな」

「はぁ〜旅の中で答えを考えなさい、ちなみに私なら2人とも選ぶわよ ライは幸せ者ね」


ミアが部屋を出ていき、入れ違いでメリナとミスティが入って来た。


「お兄ちゃん、ジロジロ見ないで恥ずかしい」

「ライ様、好きに触って構いませんよ」


2人ともベビードールを着ており、メリナは白でミスティは黒だ 目のやり場に困る


「メリナさん、私が左でいいですね」

「どうぞ~」


ベッドの右側は壁で、左側はベッドから落ちるのみ メリナは分かっていてミスティに左側を渡した

右腕はメリナの谷間に挟まり、左腕はミスティの谷間に埋もれる


「お兄ちゃん、早く襲ってもいいんだよ」

「ライ様、これからよろしくお願いしますね 妻として支えますから」


2人から甘いいい薫りがするため、興奮して寝れない


ライの眠れない日々が始まろうとしていた。






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