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ストライカーアーマー初陣

決戦当日 試合時間は正午からで、俺とレオンは30分前に会場入りしていた。


「ライ、緊張してない?大丈夫?」

「大丈夫だけど、隣にメリナがいないだけで落ち着かないのはな」

「で、勝つのね」

「勝つよ、賞金の額がおかしいくらい高いからな」

「霧の仮面はデビュー以降無敗らしいわ 勝つとそれなりに高い賞金になるはずよ それよりも本当に王女様を仲間にするの?」

「それならメリナだって皇女だぞ、逃亡犯だけど」

「忘れていたわ、完全にライの妹だと認識していたわ」

「そろそろ時間だな」

「気楽にいきましょう」


レオンに乗り、エレベーターで上へ


「会場、テレビの前の皆さま、おまたせしました。急遽決まったビッグバトルが始まります。霧の仮面VSトゥルーク兄妹の兄のバトルだぁぁぁーーー!!」


会場中が盛り上がっている


「情報によりますと霧の仮面から対戦相手を指名したようだ それでは入場してもらおう、レオンハート」


レオンは勢いよく飛び出していった


「白き獅子、レオンハートの登場だ 装備が一新されているぞ、どのような戦いを見せてくれるのだ!!」


会場のボルテージが高すぎる


「凄いわね」

「観客が多いな〜」


「続きまして〜霧の仮面、ミストフォックスの入場だぁぁぁ!!」


白銀に輝くキツネ型MBが入場した。ミアからの情報によると


キツネ型MBミストフォックス 中型で霧やスモークを発生させる装置を装備し、かく乱や不意討ち、強襲が得意 普通のカラーは水色なのだがどうやらカスタム機のようだ


「両者が入場、そして睨み合いだ 今すぐにでも試合が始まりそうだ レディーーーゴーーーー!!」


試合が開始され、ミストフォックスはスモークを発生させ、こちらの目を潰した


「不味いわね」

「下手に動けないな」

「発生原はミストフォックスのショルダーウェポンの部分からよ」

「そこを潰してからだな」



まずは目を潰したけど、いつもなら相手が適当に撃つだけで誘爆を起こして自滅してくれるはずなんだけど


スモークの中には粉が多少混ざっており、いつもなら粉塵爆発を起こして倒してしまうのだが、今回は違った


「さすが私が認めた相手ですわ」


ミストフォックスのスモークの発生を止め、次の行動へ移った



「レオン、耳をよく澄ますのよ 足音や駆動音で位置を特定するの」

「グルルル」


レオンは音のする方へアンカーを射出し、掠るような音がし 火花が散り、スモーク内は爆発した。

爆風と爆煙でまた何も見えなくなった。


「おっーーーーと、ミストフォックスのおなじみ粉塵爆発作戦だが、今回は巻き込まれた!! 両者はどうなったんだ」


やがて爆煙が消えていき、フィールドには両者が立っていたが


「ミストフォックスはエネルギーシールドで耐えたようだ、レオンハートは・・・・なんだこれは装甲が赤、紅くなっている」


ミアと合体した状態のレオンのストライカーアーマーは爆発にも耐えれるようになっている。


「レオン、武装だけ破壊な あいつ仲間になるから」

「グルゥ」


レオンはミストフォックスに狙いを定め、駆けた 紅い迅雷の如き速度で駆け抜け、レーザーブレードを展開、飛び掛かるようにレーザーブレードで背中の射撃装備を破壊し、振り返る時にテイルブレードでミストフォックスの胴体に叩きつける 斬れない部分での攻撃のためレオンも手加減を分かっているようだ


霧の仮面の方から降参をしたため、勝負はレオンハートが勝ち 会場や会場の外で大歓声が


「霧の仮面から降参の要請だ、粉塵爆発時、エネルギーシールドのタイミングが遅れたため、機体へのダメージが多かったようだ。」


デバイスに霧の仮面からメールが届いた。


『荷物を取りに行ってから合流いたします。』


返信した


『メガロトータスで待っている』


ミアが言うにはメガロトータスを所持しているのは俺だけらしい、ほんの500年前には20体ほどいたらしい


「ライ、しばらくレオンには休息が必要よ 思った以上にダメージが大きかったわ」

「分かった、レオンもしばらく大人しくな」

「ゴロロロ」

「構ってあげるから、ライも身体を磨いてくれるらしいわ」

「そうだな」


賞金を受け取り、メガロトータスへ帰還した。賞金は2000万ドル 現在手持ちはざっと2300万はある


レオン専用の格納庫ではストライカーアーマーが外され、アーマーの修復作業とレオンの修復作業が始まっている 子ガメにも感謝だな


「お兄ちゃん〜〜」


メリナが飛びつき、顔が谷間に挟まれる 床をタップして気づいてもらえた


「呼吸できなくて死ぬからな」

「バトル凄かったよ」


デバイスにメールが届いた、確認すると霧の仮面はすでに外で待っているようだ


「お兄ちゃん、誰からのメール?まさか女の人じゃないよね」


メリナの眼からのハイライトが消えている


「霧の仮面だよ、勝ったら仲間になるって約束だったから」

「ヘェ~ソウナンダ」

「ミア、入れて上げて」

「にゃ~」


ハッチが開き、ミストフォックスが中に入り格納庫に収まる 子ガメたちが修復の準備を始めだした。

ミストフォックスのコックピットから腰くらいの長さのブロンドヘアーの綺麗な女の人が出てきた。


「直接会うのは初めてですね、ミスティと申します。これからよろしくお願いいたしますわ旦那様」

「お兄ちゃん、どういうこと」

「そちらは妹君でしたか、仲のいい兄妹ですわね」

「どういうことって勝ったら仲間になるって」

「私は身も心もあなた様に捧げると言いましたわ旦那様」


やばい、これからの旅が不安になって来た


「旦那様」

「お兄ちゃん」

「ライも大変ね」

「ミア、助けて」

「これはライがはっきりしないからよ」


メガロトータスは王都の近くにある遺跡を目指して動きだした。




狼にする予定が狐に変わりました。シャドーかブラックで悩みましたがミスト 霧の仮面って名前でしたし シャドーフォックスはゾイドにいるんですよ 買って作った思い出もある 落とした時に背中のバルカンが潰れたのが辛かった

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