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王都到着、試合は明日

俺とメリナはミアに相談した結果、闘技場で荒稼ぎをすることにした。


「ライには操縦技術の向上と対人戦闘の訓練が必要ね、今のままだとレオンの装甲を使いこなせないわ」


かなりの図星だった


「メリナは操縦技術は合格よ、ピンガーも認めているわ ライと同じで対人戦闘ね あなたたち兄妹は手加減の仕方を覚えないといけないの」

「お兄ちゃんと同じだ〜」


妹よ、よろこぶところじゃないぞ


「お金も必要だし、名前を売りたいのよね」

「そうだな」

「にゃあ~王都に行きましょう 闘技場で荒稼ぎよ」


メガロトータスの進路は王都へ向かっていた。


「トッド、ナリー、しばらく王都に滞在するぞ」


トッドは道中で拾った16歳、茶髪の少年だ 料理担当 ナリーはトッドと同じ16歳、褐色の肌でショートヘアーの黒髪でトッドと同じ料理担当、他に特徴と言えば小さい MBで例えるとメリナが大型MBに対してナリーは小型MBサイズだ 胸の大きさの話だ


「私とお兄ちゃんは闘技場で荒稼ぎすることにしたの、お金を渡しておくから観光でもしていて」

「わかりました。メリナお姉様」


ナリーはメリナを慕っている 2人は俺のことはライさんだ、トッドはメリナにもさん付けだ

トッドとナリーが加わってから食事が改善された。栄養バランスを考えられているからありがたい


「ライ〜王都に着いたわ」


メガロトータスは王都へ着いた。

傭兵ギルドで依頼をこなすのも初めは考えていたが、時間の拘束、商隊の護衛だと2〜3日は拘束されるそして安すぎる

野良の狩りもあるがだいたいはハイエナ型なので乗り気にならない


「俺とメリナは闘技場に行って来るから」

「僕たちは食材の買い足しと露店の・・・・イテ」


ナリーはトッドの足を踏みつけていた


「メリナお姉様と泳げるように水着を探してきますね」


二手に分かれた、俺たちは闘技場へ向かった


「王様も見に来るらしいよ」

「何が王様よ、王の機体は王にしか乗れないのにね」

「ミア、私は女王様なの?」

「そういうことよ」

「メリナ、ミア、人前で話さないようにな」

「は~い」


前からの疑問をミアに聞いてみた


「俺たち以外がレオンやピンガーに乗ったらどうなる?」

「機体の防衛システムがそいつを殺すわ」


俺たちが関係なかった人間だったら死んでいたのか、トラックは闘技場へ着いた。


「闘技場に出場したいのですが」

「それではデバイスの確認を致しますのでお渡しください」


ライとメリナはデバイスを渡した 


「ライディース・トゥルーク様とメリナ・トゥルーク様ですね お二人の機体は中型なので中型級のシングル戦、無差別級のシングル戦、チーム戦だと無差別級のみとなっていますが」


無差別級は大きさの関係がない、チーム戦は3人1組のチームになる 機体の損傷が激しくても待ったはないため、出場するのは1つに絞る方がいい


「チーム戦、無差別級でお願いします。」

「明日の正午から試合になりますので時間までに機体と一緒にお越しください」


出場者は都市の中をMBで歩くことが出来るが、ほとんどが王都の外からの闘技場へ行くらしい

ちなみに対戦相手は当日発表され、分かっても名前だけで機体までは分からない


「じゃあ、帰るか」

「お兄ちゃん、寄りたい所があるから来て」


トラックでメリナが行きたい場所へ・・・服屋か 女の子はおしゃれだな

俺はトラックで待ち、メリナだけ店に入っていった。


「ライ、明日はどの装甲を使うの?ノーマル、ストライカー、コマンダー?」

「相手が分からないし、ストライカーは使わないかな ノーマルかコマンダー、ピンガーと連携を考えるならノーマルだろうな」

「お待たせ、お兄ちゃん」


ミアと話し込んでいる間にメリナが帰って来た


「何の話をしているの?」

「明日の試合はどうするかって話だよ」 

「通常装備でよくない?」

「そうだよな」

「仕方にゃいわね」


トラックを走らせてメガロトータスへ帰還、トッドたちは先に戻っているようだ。


「お兄ちゃん、プール行こう」

「いいけど、白のビキニな」

「え~~いいよ」


着替えてプールに行くとトッドとナリーが先にいた

トッドの水着は俺と同じタイプの水着でナリーの方はとても慎ましく色気はないが伝説のスクール水着だった。


「お兄ちゃん、お待たせ~」 


メリナは走って来た、胸がぷるんぷるんと揺れている 俺とトッドは自然に視線を反らし、ナリーは自分の胸を確認する


「どうしたの」

「メリナお姉様、暴力反対です。」


確かにあれは暴力だ、破壊力しかない

プールで楽しんだ。




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