「宇宙旅行「ブラックホール」」
ボケ「やって参りました!いらっしゃいませ!」
ツッコミ「先ず挨拶からやな?それはおかしい!」
ボケ「景気づけや!もういっちょ」
ツッコミ「いや、景気づけとかそう言う次元の話や無いから!」
ボケ「ところでこの大宇宙に地球がある訳ですけども・・・」
ツッコミ「人の話全く聴いてへんな・・・まぁええけど、何の話や?」
ボケ「我々もこの現代社会で発展をして来ている所に目を着けてですね・・・」
ツッコミ「珍しくまともな事言ってるな?それで?」
ボケ「宇宙を知る!・・・と言う事は大切な事やないかなと」
ツッコミ「おぉ!確かにそれは言えてるな!」
ボケ「近い将来皆が地球を出て宇宙で生活したり旅行へちょちょっと行ったりする時代が来るかもしれへん!」
ツッコミ「ちょちょっと行ける様な距離と状況やないとは思うけど・・・そうやな・・・じゃぁ練習がてらやってみるか?」
ボケ「おう!そのつもりや!じゃぁ宇宙旅行へ行く事を想定とした設定で、俺が案内人やるからお前客で頼むわ!」
ツッコミ「おう!分かった・・・じゃぁ早速・・・」
ボケ「え~・・・皆さま、本日は宇宙旅行「ブラックホール」へお越し頂き誠にぃ~誠にありがとう~ごぜーやす!」
ツッコミ「おい・・・それはちょっと微妙な名前ちゃうか?・・・ブラックホールって・・・縁起悪そうな名前やな?・・・それと、誠にぃ~の後喋り方ただのおっさんやん?」
ボケ「分かったわ・・・じゃぁ・・・えぇ~皆さま、本日は宇宙旅行「日帰り旅行」へお越し下さいまして誠にありがとう御座いますらっしゃい!!」
ツッコミ「変変変変!!!!宇宙旅行やのに日帰りなん?無理やと思うけどなぁ・・・疲れる以上に疲れる・・・最後のらっしゃいはまぁ放っておいて良いけどな?」
ボケ「そうか?・・・宇宙旅行も日帰りが出来たらもっと画期的やと思うけどな?」
ツッコミ「いや、宇宙旅行が実現した時点で十分過ぎるくらい画期的やと思うけど?・・・」
ボケ「まぁ挨拶はこのくらいにして、皆さま~・・・右手をご覧下さい!大きな亀がどんぶらこ・・・どんぶらこと流れて・・・」
ツッコミ「待て!!おい?ここ宇宙やな?」
ボケ「そうやけど?・・・」
ツッコミ「何で宇宙に亀が流れて来とんねん!?お前、一々言葉の節々に変な擬音か擬態語入れるの好きやな?・・・何がどんぶらこどんぶらこや?桃太郎か?」
ボケ「分かったわ・・・じゃぁ亀は無しで・・・皆さま、右手をご覧下さい。お星さまがキラキラと輝いている様に見えますがあれはお星さまでは御座いません。太陽で御座います・・・」
ツッコミ「いや、溶けとるやろ!?・・・そんなキラキラどころの話やあらへん!太陽が近くに見えるとかありえへんねん!!俺たち全員溶けとるから!そんなの・・・何もかもおかしいから!?お前の髪型もやけど・・・」
ボケ「おい、髪の毛の事は言うな!気にしてんねんから・・・」
ツッコミ「気にしとったんか!?それはすまん・・・それより続き!」
ボケ「えぇ・・・皆さまあちらに見えます丸い物は火星で御座います。地球から最も近いとされている星で御座います。そしてあちらに見えますのが金星で同じく地球から近い星として有名で御座います。」
ツッコミ「おっ!あれが火星か・・・凄いな!金星も見えるんやね・・・凄い凄い!こんな間近で見れるなんて感動的やな!!」
ボケ「そして皆さま、後ろの方をご覧下さい。皆さまが住んでいる地球で御座います。地球はあの様な形、姿をしております。改めて自分の目で確認してみると感動的では御座いませんでしょうか?」
ツッコミ「あぁぁ!!これは感動的やなぁ・・・ほんまや!地球ってあんな感じになってるんやぁ!!凄いわ、ほんま宇宙に来られて幸せやな!」
ボケ「皆さま、大変申し上げ難い事が御座います。」
ツッコミ「何や?何かあったのかいな?」
ボケ「目の前をご覧下さい。大きな闇が迫って来ておりますが、これは迫って来ているのでは無く、吸い込まれている様です・・・皆さまご武運を!バサッ!!!キューーーー・・・」
ツッコミ「おい、何人で逃げようとしてるねん!あれ、何や!?」
ボケ「ブラックホールで御座います。」
ツッコミ「ええかげんにせぇよ!結局ブラックホール出したかっただけやろっ!!」
二人「どうも、ありがとうございました。」