第六作
今までの プライド捨てろ 春桜
ボクの入学年度の関西学院大学法学部法律学科は、私大バブル期だったせいもあって、偏差値が65くらいでした。入学者も、地元の進学校・伝統校の子が多かったです。
寮生だったボクら1年14人は、寮の広間に呼び出されました。服部先輩と由井先輩がボクらに尋ねます、「おまえら、どこの高校出身だ?」
岡が答えて「石川七尾高校です」
成田「愛知岡崎です」
藤田「智弁和歌山です」
ボク「四日市高校です」…
みんな誇らしげに出身高等学校を答えます。地元の有力高校ばかり、らしかったです。
先輩二人「はい、やめーーー!!高校を語るの、今でやめーーーー!」
ギョッとしたボクらに先輩らは続けます、
「今日からおまえら、関西学院!高校のネームバリュー関係なし!これからは、関学にアイデンティティを持つこと。以上!!!」
この教え、心構えの手ほどき、印象的でした。最後に服部先輩がボクだけに「あと、大学は勉強するところだからな(^_-)学問しに関学に来たんだからな!」と優しく、でも、真剣な表情で言ってくれました。
キャンパスライフ=レジャーランド生活だと、どこか思っていたボクは、背筋がピンッと伸びる心持ちでした。
そりゃ、そうです。しっかり関学アイデンティティを持って学業に臨まなければ、偉大なる諸先輩方に失礼だ!
あっ、今、小池百合子先輩の答弁をテレビが流してます…




