とある作者の寝言タイム
諸 君 、 私 は 人 外 が 好 き だ
諸 君 、 私 は 人 外 が 好 き だ
諸 君 、 私 は 人 外 が 大 好 き だ
ゴブリンが好きだ。 コボルドが好きだ。
獣人が好きだ。 ドラゴンが好きだ。
エルフが好きだ。 ドワーフが好きだ。
ゴーレムが好きだ。 昆虫人が好きだ。
草原で 街道で 山岳で 洞窟で 凍土で
砂漠で 海上で 沼地で 森林で 遺跡で
物語で語られる ありとあらゆる人外の存在が大好きだ。
エルフの魔法使いが攻撃呪文で無双するのが好きだ。
空中のグリフォンが 炎で焼かれたあげく真空の刃でばらばらになった時など心がおどる。
ドワーフの戦士が力任せに敵をなぎ倒すのが好きだ。
タフさが売りの大猪にバトルアックスでとどめを刺した時など胸がすくような気持ちだった。
人外の存在が 力で、魔力で、特殊能力で、人間を凌駕するのが好きだ。
ゴブリンの軍団が、侵略者である人間共を滅多刺しにする様などは もうたまらない。
実力差の ありすぎることに気付いた人間達が、人外の存在が爪を降り下ろすとともに、バタバタと なぎ倒されていくのも最高だ。
哀れな人間の魔術師が雑多な補助呪文だけを武器に健気にも立ち向かってきたのを亜人の魔法使いの大魔法で森ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える。
異世界から転生して魔物に生まれ変わった者が、初めての実戦に戸惑うのが好きだ。
転生者の魔物が蹂躙され、無残な屍となる様は とてもとても悲しいものだ。
転生で選択肢を間違えるのが好きだ。
転生してから間違いに気付き、別の選択肢を選んでおけば良かったと悔やむのは屈辱の極みだ。
諸君、私は人外を地獄の様な人外譚を望んでいる。
諸君、人外譚を求めてやってきた自称人外萌え諸君、君達は一体何を望んでいる?
更なる人外譚を望むか?
情け容赦のない 糞の様な人外魔境を望むか?
剣風氷火の限りを尽くし、三千世界の人間を打ち滅ぼす嵐の様な人外奇譚を望むか?
人 外 !!!
人 外 !!!
人 外 !!!←【 聴衆&合いの手:大勢なる者の皆さん】
よろしい。
ならば人外だ。
我々は満身の力をこめて今まさに振り下ろさんとする握りっ屁だ。
だが、渇望の時代を十数年もの間堪え続けてきた我々にただの亜人モノでは もはや足りない!!
人 外 奇 譚 を !!
一 心 不 乱 の 人 外 奇 譚 を !!
諸君らはわずかに少数派の、大勢に満たぬ 人外萌えとその仲間にすぎない。
だが諸君は一騎当千の人外萌えだと私は確信している。
ならば我らは、諸君と私で総戦力無限大の人外萌え集団となる。
我々を少数派と見下し おごり高ぶる奴らを叩き起こそう。
たてがみと角をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう。
連中に人外の素晴らしさを思い知らせてやる。
連中に我々の萌えの強さを思い知らせてやる。
天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があったのだと思い出させてやる。
あ り と あ ら ゆ る 人 外 達 で 人 間 共 を 燃 や し 尽 く し て や る 。
ぷりぷり県より人外萌え各位へ。
人外物語で萌えるべく、編集を開始せよ。
ゆ く ぞ 、 諸 君 。
……と言う夢を見たんだ。
「 夢かよ!!!? 」←【突っ込み担当:蝗の王さん】
尾 張
寝言タイム終了。
ちゅーか、仕事忙しすぎて脳が湧いてます。