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第一話 「旅立ちの章」
結局、僕は父親の期待を裏切り
跡取りとしても義務を果たすことなく家を出る事になった。
母は、僕のこの行動を予測していたようだった。
それは、幼いころからの僕をみていたから分かると寂しそうに笑った。
僕の幼い時からの癖、
それは、不思議な癖であり、母に言わせれば物心付く前からだったと言う。
それは、鳥の羽ばたきに振り向き捜す癖、幼い時の癖は今でも続いている。
振り向く度心の中の何か僕に囁き急かす早く彼女を見つけろと、
そして、僕は旅に出る、
羽音の中の幻の誰かを見つける為に・・・・
― 続く ―
まだ、投稿機能がいまいち分かっていません。
当分の間、多々ご迷惑をお掛けしながらの投稿になると思います。