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あいの詩集  作者: 藤 ゆみ子
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強さと優しさ



誰だって傷つきたくはないし

傷つけたいわけでもないだろう

それでも傷つき傷つけ合いながら

その痛みを知っていく


傷が付くのは一瞬なのに

癒えるのにはこんなにも時間がかかる

かさぶたが剥がれ落ちる頃には

心の中に棲みついている


優しさは強さだなんて言うけれど

弱さを隠すための優しさに

気付いているだろうか

強さの中にあるいくつもの傷に

気付いているだろうか


人は誰しも見えない傷を抱え

それでも強く生きていく

優しくありたいと願っている


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― 新着の感想 ―
[良い点] 強さと優しさ、強さの中にある傷や、優しさの中にある弱さも、ありますよね。共感しました。 人は誰しも見えない傷を抱えて、弱さとも向き合いながら、それでも強く、優しくありたいと願って。 [一言…
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