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あいの詩集  作者: 藤 ゆみ子


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ふりをした




頑張らなくていいよ

なんて言葉に囚われて

頑張らないことを頑張ってみた


飾らない私も

頑張って着飾った私も

全部好きだと言って欲しかったのに


欲しいものはたくさんあって

欲しいなんていいだせずに

いらないふりをしてた

期待なんかしていない


捨てたいものはたくさんあって

捨てられずしまいこんだまま

手放したふりをしてた

全部覚えているのに


君に貰ったTシャツは

今はもう部屋着になって

伸びた首元から寂しさが溢れ出す


もう捨てよう、そう言って

クローゼットの奥にしまった




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