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第2話 超能力

「とりあえず、歩くか」

俺は、何か手掛かりを得るために歩いてみることにした。


歩いていると、体のところどころに違和感を覚えた。

「そういえば、異世界転生だし、何か能力でも使えるのかな」

そう言って、右手を素早く前に出してみた。


ボワッ。


右手から火が出た。

「は!?」


何度やっても同じだ。手から火が出てくる。


「な、何だこれ、パイロキネシスか?」

まさか、こんな能力があったなんて。

「じゃあ、瞬間移動は?」


シュパッ。


一瞬で町の中に瞬間移動した。


俺は驚きと喜びのあまり、ぼーっとその場に立っていた。


「おまいさん、今どこから出て来たんじゃ?」

近くで俺のことを見ていた老人が目を見開いて聞いてきた。

「え、森の中からですけど…」

「もしかして、瞬間移動か使えるのか!?」

老人が大きな声でそう言うと、周りにいた人たちが集まってきた。どうやら、この能力は珍しいようだ。


「なんなら、パイロキネシスだってできますよ」

俺はそう言って、右手を大きく前に出して火を出した。

「おぉー、スゲー!」


その夜、老人が一つの部屋を貸してくれた。

「しばらくはここで暮らそうかな」

俺は、この能力があれば、みんなの「ヒーロー」になれること間違いなしだ。


現実の世界でヒーローになれなかったのなら、異世界でヒーローになってみせる。

そう思いながら、眠りについた。



朝4時、俺はほかにどんな超能力があるのか、知りたくなったので、外に出た。

「まずは、左手を前に出してみるか」

そう言って俺は、右手を素早く出した。

「なんだ、何も起こらないのか」

俺はがっかりした。そして右手をおろした時、前においてあった看板が倒れた。

「え」

俺は、もう一度左手を看板に向かって出してみた。そして、上にあげた。


ふわっ。


その時、看板が浮いた。

「スゲーな、念力か」


「透視はできるのかな」

俺は樽を見た。中に水が入っているのが見えた。

「おー、すご、ちゃんと水が入ってる!」


俺は超能力を使って、ヒーローになる。

そう心に決めていた。

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