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世界観

物語を読む上での補足資料です。

この世界の人々が、知識として得られる範囲の情報を

ここに記載しています。

今後物語が進むに連れて、

ここに記載されている情報と異なる事実も出てきたり

状況が変わっていくこともありますが

ここの説明は時系列的に第一話の状況に基づくものとします


●神話

【天地創世】

数多の世界を作った大神様がいた。

大神様によって生み出された世界には、

生命の源たるエーテルと

現象の源たるマナが循環し、

永く生命が栄えるようにされた。


けれどその生命を狙う者が現れた。

私達の世界を見守るために遣わされた十二の神様が、

この者たちを異界に封じ込めた。

六の神様は、異界の者を封じるために地に沈み、

残った六の神様は封印を護るために天に昇った。

エーテルとマナが正しく循環するようになった世界は、

多くの生命で満ち溢れた。



【天地崩壊と異界の獣】

神の力が薄れ、異界の封印が弱まると、

異界に封じられた者たちが再び現れ始めた。

『ウツロ』と呼ばれる獣は、

この世の生きとし生けるもの全ての命を喰らった。

封印の弱まりが更に進むと、

異界が世界そのものを呑み込み始めた。

大地がその地に住まう命ごと異界に呑み込まれ消えていった



【神子と再封印】

直接人々と関わることの出来ない神々は、

神の力を振るうことのできる神の代理『神子』を遣わした

神子達はその神力を以て異界のものを討った。

やがて人々は神子を救い支えるべくその下に集っていった。

人々の祈りが集まり力を取り戻した神々は

神子を通して再び異界を地の底に封じると共に

異界に呑み込まれた大地を取り戻した。

こうして世界は再び生命で満ちることが出来るようになった


●国と文化

ゼカリアス大陸

挿絵(By みてみん)

【アストリア王国】

ゼカリアス大陸の西部に位置する

西にゲラルーシ山脈を挟んで、メルギニア

南西にスウォード内海

南にルース

南東にリリスの内海がある。

リリスの内海を挟んでシェハサ

リリスの内海はシェハサ、トード間の海峡を抜け

南の大海に流れ込む。

北西にはキシリア、

北から東にかけてセリカ河を挟んでエルシェ連合国


山、河、海、平野と地形に富む関係で食糧事情は比較的安定している。しかし、周辺は内海を挟んだ部分を除き

他国と接している部分が多く、

外交面においては常に緊張を強いられている。


兵士は職業兵士

固定給

一兵士では配偶者と子供二人を養うだけが限界

役務に就いている間は食料は保証される

小隊長まで昇格すると余裕がある

不足分を補う為傭兵を抱えている

ある種の産業となっている


光の神を信仰する


【メルギニア帝国】

北にキシリア、東にゲラルーシ山脈を挟んでアストリア

南にスウォード内海。

スウォード内海は西の大海に繋がっている。

南東にルース


兵士は役務 徴兵制

将官より上は職業軍人(というか貴族)

地方行政は各地方領主による自治政治

国で定められた立法に従う範囲で自治が許容される


西に海、東に山岳に挟まれ

平野は中央から南北にかけて広がっている。

大きな港をいくつか保有し、海洋貿易にも積極的


【キシリア】

南東にアストリア

南にメルギニア

東にエルシェ連合国

北側、西側は未設定だか、

西側には一国挟んで西の大海がある。

そのため、内陸国


近年の神の恩寵の減少による影響を大きく受けている国

平野は多いが、人も多い。

主に商業、工業が盛んであり

食料自給率が高くない

そのため、不作の際には外国の支援を頼りにするしかないが

世界的な不作となっている現在は

頼り先がなく苦しい状況


兵士は役務 徴兵制(一から三年)

各地の領主ごとに兵を保有する

国のみ常備軍を持つ

国兵は軍人職業


【ルース】

北にアストリア


【エルシェ】

国家元首:皇帝

行政:元首 各国首相

立法:議会 各国議会

複数の国家を併呑

兵士は徴兵制

不足分は傭兵で補う


火の神を信仰


●傭兵の扱い

アストリアを本拠にする傭兵が多い


【アストリア】

職業軍人の分隊長クラスの給与を稼げる

ただし、危険な任務に就くこともあるためリスクはある

傭兵を一種の輸出産業としていることから、

制度、組織は最も整っており、個々の品質も高い。


【メルギニア、キシリア、エルシェ】

傭兵は徴兵制度の対象外

その分、国民が傭兵になれる数は制限がある

政治闘争、家督争いに破れたもの

職にあぶれたものなど荒くれ者が多い


●エーテルとマナ

エーテルは生命の源

マナは現象の源と言われている


人にはホールと呼ばれる器官がある

ホールから周囲のマナを取り込んだ後、

魔術式によってマナを現象のに変換。魔術を行使する


●治癒術士と魔術士

エーテルの巡りを操作し、

人の自然治癒力を高める技を使えるのが治癒術士

エーテルの操作を誤ると、

命の危険もあることから

女神を信仰する教会によって保護され

正しい力の使い方などを教育された上に

人々の病の治癒などの慈善事業に従事する


マナを取り込み

魔術式を用いて現象を操作する魔術を行使できるのが魔術士

マナの操作を誤ると、

マナの暴発によって命の危険もあることから

魔術士教会によって保護され

正しい力の使い方などを教育される

その後は、協会からの派遣の元、

国に属したり、協会で魔術の研究を行うなどの仕事につく。

稀に、世界の調査に出るなど、

必要に応じて変わった仕事に就く者もいる


●時間の概念

【時間の単位】

一神期  三百六十 陽

一神節    九十 陽

一分神節   三十 陽

一陽     二十四時間

一時間    六十 分

一分     六十 秒


【時間の呼び方】

一年  一神期

一ヶ月 一神節

一ヶ月 分神節

一日  一陽(または一つ陽)

一時間 一時間

一分  一分

一秒  一秒


●季節の概念

【季節の考え方】

一神期の始まりは、土の神節から始まり、水の神節で終わる

一神期の最初の日を天の日

一神期の最後の日を冥の日


【季節の呼び方】

神節 季節のこと


春: 土の神節

夏: 火の神節

秋: 風の神節

冬: 水の神節


各神節は3つに分かれていて三十日ごとに呼び名がある。

三十日という期間を表したい時は分神節と呼ぶ。

神節の一番目の三十日  昇神節

神節の二番目の三十日  央神節

神節の三番目の三十日  降神節


日本の季節に合わせると

 一月:水の央神節

 二月:水の降神節

 三月:土の昇神節

 四月:土の央神節

 五月:土の降神節

 六月:火の昇神節

 七月:火の央神節

 八月:火の降神節

 九月:風の昇神節

十 月:風の央神節

十一月:風の降神節

十二月:水の昇神節


曜日の概念はなし



●太陽と月

【太陽】

 光星ラナ(光の女神と同じ)

【月】

 闇星クラウメ(闇の女神と同じ)


【周期】

 光星(太陽) 一日で一周

 闇星(月)  一日で一周


満ち欠けは存在するが、星は神の姿であり

その名を変えることはない



●神様の名前

【六柱の女神】

光の女神 ラナ

闇の女神 クラウメ

土の女神 グランマ

火の女神 アマジウ

風の女神 フリウ

水の女神 レアラ


【六柱の神】

異界を封印して後、

人々に恩寵を与える存在ではなくなったため

(封印の為に力を使い切っていることから)

人の信仰の対象となっておらず名前はない

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― 新着の感想 ―
[一言] 世界観をざっくりと読んでみました。 この物語は紀元前の古代文明をイメージした世界なのでしょうか? だとすると世界史をよく勉強されたことが良く分かります。 因みに私は高校時代、世界史は年号や人…
[良い点]  つくり込んでありますね。  これだけで、わくわくします。 [一言]  地図が欲しいですね(汗)  挿絵でなんとかなると、嬉しいですが。  自分で描くか!
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