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闇に浮かぶお月様

作者: 善行望




        おぼつかない足取りで


        森として真っ暗闇のここへ漂着しました


        ああ あのお月様、今度こそ本物でしょうか


        きらきらと白く輝いて


        風が通り過ぎていくと、ゆらゆら揺れるのはなぜでしょう


        きっときっと薄雲のせいでしょう


        ああ あのお月様、今度こそ本物でしょうか


        そう思われます そう思いたいのです


        贋物はなんべんも観てきました


        いつもいつもお月様を捕まえては


        ずぶ濡れて溺れかけるのでした


        ああ あのお月様、今度こそ本物でしょうか


        

        上を見上げるのがとても恐ろしいのです


        上を見上げるのがどうしても恐ろしいのです

        

        



            




        

ありがとうございました。

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