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フロースドゥシャーのパーミャチ【花の魂の記憶】

菫の妙味に阿りを

作者: 乙丑

今回は、パッと思い浮かんだものなので、特に長くもないです。


 山奥にある小さな屋敷の一角に、六畳ほどの広さがある作業場がある。


 そこには萌黄(もえぎ)色の作務衣(さむえ)を着た、(ヒゲ)()やした三十代はじめの男性が、花を()けていた。

 髭を生やしている以外は、背が百九十と高いモデル体系で、人当たりのいい美男子であった。


「松村先生、こちらはどうしたらいいんですか?」


 田畑俊子(たばたとしこ)は、生け花のために摘んできた杜若(かきつばた)の茎を、花鋏(はなばさみ)で切ろうとしていたのだが、どこで切ればいいのかわからず、松村に尋ねた。


「ああ……。これは草花ですから、こうやって切るんですよ」


 そう云うと、松村は杜若の茎を水の入った桶につけ、少し経ってから、直角になるように切った。

 水を吸わせるのは、生花に潤いを与え、枯れる時間を遅らせることと、草花のような細い茎でも、剣山(けんざん)(花を生ける時に使う、針が立った道具)に刺しても、バランスが崩れることなく立てることが出来る。


「先生、こちらも見ていただけませんか?」


 もう一人の生徒である篠原律子(しのはらりつこ)の手には、木の枝に()ったままの|牡丹があった。


「これはですね、こうするんですよ」


 松村は、枝を斜めに切った。草花と木花(このはな)では、切り方が違うのである。

 松村は、生徒たちに色々と説明しているのだが、その生徒はまったく話を聞いていなかった。


 正直な話、生け花を習うことではなく、松村に会いたいがために、わざわざ山奥に来ているのが、ほとんどである。


 松村は、二百年ほど続いている華道の跡取りであった。

 山奥に屋敷を置いているのは、森林があるとはいえ、広いわけではない都会より、山のほうが自然の花が摘めるという理由からである。

 家元の後取りというためか、生徒の何人かは松村に近付き、あわよくば玉の輿を狙っているようなものであった。


 まぁ、何人かは純粋に生け花を習いに来ている生徒もいるが、松村に会いたいがために来ていることは間違いない。


「それにしても、この花はどこで?」


 陸前佳澄りくぜんかすみという女性が、ダンボールに入れられたアネモネという花に視線を送りながら尋ねた。

 基本的に山で採れる花を生けているので、珍しく思ったのである。


「ああ、この花はですね、知り合いの花屋から取り寄せたんですよ。あそこは山では採れない花もありますから」


 松村は視線を奥のほうへと向けた。

 生徒たちから少し離れた場所に、日下生花店の娘である、菊李くくりの姿があった。


「どうですかな? こうやって自分が育てた花を生けられているのを見て」

「生け花は作る人によって、色んな顔が見れますから楽しいです」


 菊李がそう答えると、松村は笑みを浮かべた。


 ――廊下のほうから足音が聞こえてきた。


「若先生、ヨモギで作った草餅が出来ましたて」


 お(たえ)という世話役の老婆が、作業場の襖を開けた。

 お盆には、生徒十人と菊李のために作った草餅が乗せられている。


「これはこれは美味しそうだ。皆さん、手を止めて休憩としましょう」


 松村が生徒たちに言葉をかけ、作業を休止させた。


 数分ほどして、全員にお茶と小皿が配られる。


「ではいただきましょう」


 そう言って、最初に手を出したのは、松村であった。


「うむ、美味しい。ささ、みなさんも……」


 松村は言葉を止めた。そして次の瞬間――。



「ぐぅ? ぎゃぁっ? えがぁっ? おがああぁっ?」



 奇怪な声をあげて、悶え苦しむ。


「先生、どうかしたんですか?」


 生徒の何人かが声をかける。


 ――あのおばあさん、草餅をなにで作ったって――ヨモギ……。


 菊李がそう考えていると、目の前にいる生徒が草餅を口にしようとした時、

「みなさん、そのモチを食べないでっ!」

 声を張り裂け、静止をかけた。


「ど、どうかしたの?」


 驚いた生徒の何人かが尋ねてくる。


「おばあさん、救急車っ! それと警察」


 菊李がお妙に声をかける。


「――先生?」


 陸前が松村に声をかけたが、()()が声を出すわけがなかった。



 ぜぇぜぇと、汗をかきながら山を登っているのは、この先にある屋敷から通報を受けた警官の面々であった。


「仕事以外で山登りなんぞしたくもない」


 と、愚痴を零しているのは、杉山という筋肉質の男である。


「先輩、仕事なんですから」

「そうじゃよ杉の字、若いんじゃからさっさと歩け」


 うしろから声をかけているのは不知火という初老の鑑識官。


「爺さん、頑張りすぎてボックリいくんじゃねぇぞ」


 杉山は、カカカと(わら)いながら云った。


「まだ若いモンには負けんよ」


 不知火は睨むように笑う。

 そんなふたりの会話を聞きながら、苦笑いを浮かべていたのは、月極という若刑事であった。


「あ、見えてきました」


 彼らの視界の先に、屋敷が見えてきた。


「あそこが、松村信彦の屋敷か」

「通報によると、被害者は草餅を食べた時に異変を起こしたそうです」

「つまり、殺人ということか?」


 そうなりますねと、月極が答えた時だった。


「――あっ」


 屋敷の玄関を開けると、ちょうどトイレに行っていた菊李と出くわしたのである。


「嬢ちゃん、どうしてここにいるんだ?」


 杉山が怪訝な表情を浮かべる。


「ここの先生から、アネモネと花菖蒲とかの注文がありましたから、その配達できました。オジイは足腰悪いですから」


 菊李は質問を淡々と答える。


「それで、ついでに生け花の見学をしていたというわけか?」


 不知火がそう尋ねると、菊李は頷いた。


「不知火さんは――仕事ですか?」

「なんだ? 知り合いだったのか?」


 杉山が尋ねると、不知火は苦笑いを浮かべる。


「まぁ、昔ちょっとな」


 不知火は、視線を逸らした。


「刑事さん、早く先生を殺した犯人を見付けてください」


 興奮している田畑が、月極の肩を掴んで訴えていた。


「お、落ち着いてください。かならず犯人は捕まえますから」

「そうそう――。おっ? こんなところに草餅があるじゃねぇか」


 杉山はお盆に盛られた草餅を手に取り、口に運ぼうとした時だった。


「それ、食べてもいいですけど、先生がどうして死んだのかくらいは聞いてるんですよね?」


 菊李は、冷やかな視線を杉山に向けながら訊いた。


「ああ、たしか草餅を食べて……」


 杉山は、草餅を口先三寸のところで手を止めた。


「――おわっ!」


 奇声をあげながら、草餅を投げ捨てる。


「つまりはあれか? この草餅全部が毒入りってことかよ?」


 慌てた表情で、菊李に尋ねる。


「ということは、無差別殺人ということですかね?」

「――とは限らないと思いますよ」


 菊李がそう云うと、杉山たちは首をかしげた。


「どういうことだ? 嬢ちゃん」

「こういう華道とかの仕来りが厳しい場所は、最初に目上の人が食べることになるんです」

「ということは、被害者が先に食べると云うことを犯人は知っていた」

「全部に毒が入っていたとしても、意図的に先生を殺すことが出来たってことですね」


 月極が口にすると、「そうだわっ! たしか、あなたわたしたちに食べないようにって言ったわね?」

 篠原が震えた指で、菊李を指した。


「まさか、あなたが犯人じゃないの?」

「おいおい、ちょっと待て。毒が入れられたタイミングはわからないんじゃねぇのか?」

「でも、この子は毒が入って――」

「いいえ、彼女がわたしたちに静止をかけたのは、先生が倒れた後だった。彼女は先生が毒を盛られたってことに気付いたのよ」


 陸前がそう云うと、篠原は少し考えてから、菊李に詫びを入れた。


「それで、やはり毒殺で間違いないようだが、どうやって毒を手に入れたんじゃろうな」


 不知火がそう云うと、菊李はお妙を見やった。

 餅を作ったのは他でもない、お妙なのである。


「おばあさん、草餅はこの山で採ったヨモギで作ったんですよね?」

「え、ええ。そうじゃよ。この時期はヨモギの若芽が取れるからのう」


 お妙がそう答えると、「つまり、犯人はこの婆さんってことか」

 杉山はお妙の手を取った。


「殺人容疑で、あんたを逮捕する」

「ちょ、ちょっと待ちいなっせ、わしは何もしとらんて」


 お妙は訴えるが、「餅を作ったのはあんただろ? だったらいつ毒を盛るんだよ? 答えは簡単だ。料理を作っている時以外にないだろ? もしくは持ってくる時だ」

 その問い掛けに、お妙は項垂れるだけだった。


「どうかしたのか? 菊李ちゃんや」


 不知火が声をかけたのだが、菊李は反応しない。


「あれって、間違えやすいとはいえ、簡単に摘めるのかな」


 ぶつぶつと小言を呟きながら、菊李は草餅を見つめていた。


「もしかして、毒の正体を知っておるのか?」

「知ってるも何も、ヨモギと間違えられて、即効性のある毒草って言ったら、トリカブト以外ないじゃないですか? わたしもオジイからよく見比べさせられてますから」


 そう答えると、不知火は、ほうと感心した。


「でも、体の異変を訴えてすぐに死ぬってことは、他にも毒が盛られていたってことになりますですから」

「じゃが、犯人はどうやってトリカブトを手に入れたかじゃな」

「それは簡単です。トリカブト自体はこの山で探せば、若芽が出てるかもしれませんし、あのおばあさんがヨモギと間違えるとは思えませんですけど」

「ほう、随分な自信じゃねぇか?」


 戻ってきた杉山がそう尋ねる。


「長年の経験だと思いますから、核心はないですよ」


 菊李は杉山を蔑んだ目で見る。


「それじゃぁ、遺体を運んで、さっさとお暇しようや」


 杉山は携帯を取り出すが、山奥であるため圏外であった。



 菊李は屋敷を後にする前、もう一度トイレに行こうとした時、階段と客間を挟んだ廊下があり、その先に電話があるのに気付いた。

 携帯が繋がらないため、固定電話を使って警察に連絡したのである。

 電話の前に立ち、周りを見渡すと、細い廊下に目の前は階段、うしろは壁。横には物置があり、他の場所は見えない。

 菊李は、他の場所も見てみようと、居間と台所の方に向かった。

 台所は、居間と廊下それぞれからも入れるようになっている。


 ――まさか、二階に誰かいた?


 しかし、菊李が来て少し経ってから習い事が始まった。

 菊李は見学にと見ていたが、途中誰かが立ったところを見ていない。

 つまり、犯人はその前に、すりつぶしたトリカブトの葉を、草餅の中に仕込んだということになる。


 作業場に戻ると、ちょうど陸前が作った生け花が視線に入った。

 それを見るや、他の生徒の作品にはない花が生けてあるのに気付く。


 ――スミレの花?



「ほう? 電話なぁ」


 警察庁の取調室には、お妙と杉山の姿があった。


「それはいったい誰からで、いつかかってきたんだ?」

「ありゃ、生け花を始める少し前じゃったから、朝方のことじゃったな、先生から連絡があったんじゃよ。わしはその時餅をつくっとったがなぁ」

「つまり、その時に毒を盛ったわけか」

「わしゃぁ、そんなおじーことはせんでなぁ」


 お妙がそう云うと、杉山と月極が首を傾げた。


「ばあさん、おじーって、なんのことだ?」

「おじーってのは、宮崎の言葉でおそろしいって意味じゃいな。そういえば、電話で先生が何か云っておったんじゃがな」


 なんだ?と、杉山は詰め寄る。


「わしなぁ、耳が悪くて、まったく聞こえんかったんじゃよ」


 そう答えると、杉山はお妙の首元を掴んだ。


「ふざけんなよ、ばあさん。あんたが殺したんだろ?」

「わしはそんなおじ-ことはせんって云うとるじゃろうが」

「一番怪しいのはあんたなんだ……」


 杉山がその先を言おうとした時、取調室のドアが開いた。


「ああ、杉の字、ちょっとこっちに来てくれ」


 入ってきた不知火が手招きで呼び寄せる。

 杉山は頭をかきながら、取調べを中断した。


「さっきなぁ、菊李ちゃんからメールで画像が送られてきたんじゃよ」


 不知火は携帯に入っている画像データをPCに取りこんだ。

 そして、その画像をPCのモニターに映す。


挿絵(By みてみん)


「――間取り?」

「多分、あの屋敷の間取りじゃな」

「これがなんなんだ?」


 怪訝な表情を浮かべながら、杉山は尋ねる。


「階段と客間のあいだに○が描いてあるじゃろ? ここは電話があった場所なんじゃよ」


 不知火の言葉に、杉山はすこしばかり思い出してから頷いた。

 一応、現場である屋敷の中を見ているのである。


「菊李ちゃんの話だと、犯人はあの婆さんの耳が悪いと云うことを知っていた」

「ちょっと待て? あの婆さんは調理中に先生から連絡があったって云ってたぞ?」

「それとな、作業場に一人だけ違う花を生けておったそうなんじゃよ」

「まぁ、生け花の作業をしていて、休憩に食べようとしてたらしいからな。で、その花ってのはなんなんだ?」


 その問い掛けに、不知火はスミレだと答えた。


「なんでぇ、別に不思議じゃないだろ。他の生徒が、たまたまその花を使わなかっただけってことじゃねぇのか?」

「それとな、さっきあの婆さん、耳が悪いって云ってただろ? つまり犯人は、先生からの電話に出ていた婆さんの隙を見て台所に忍び込み、トリカブトの葉をすりつぶしたものを混ぜた」

「もしそれが本当だとしたら、その証拠は?」

 

 杉山の云う通りなのだが、不知火は菊李からメールを見直していた。

 そして、その文章の最後を見せた。


「さすがに個人のことまでは手をつけておらんようじゃが、どう思う?」

「……もしこれが本当だとしたら、被害者は殺されたんじゃなく、毒が入っていることを知ったうえで食べたってことじゃねぇか?」


 杉山は急ぎ、現場へと戻った。

 菊李からのメールの最後にはこう書かれている。


『オジイから聞いた話では、古事によるとトリカブトはスミレと書かれていたそうです』



 屋敷から少し離れた場所に滝があった。

 その近くには陸前佳澄の姿があり、彼女はジッと下を見つめている。


「先生。わたしもすぐにそこにいきます」


 陸前が一歩、また一歩と滝に近付く。


「どうして、心中なんてしようと思ったんですか?」


 うしろから声が聞こえ、陸前は振り返った。


「あなた、お花屋さんとこの……帰ったんじゃないの?」


 陸前を呼び止めたのは、菊李であった。


「作業場にあるお花が入れられたダンボールの中を全部見ましたけど、あなたが生けたスミレ以外、一輪もなかった。つまりあの花は、あなたが持ってきたってことになる」

「ええ。そうよ。わたしはスミレの花が好きだから、よく生ける時に使うのよ」


 陸前は小さく笑みを浮かべる。

 それが、菊李には諦めたような表情に見えた。


「ぼくはただの客人ですから、他の場所に入るのはおこがましいですけど、先生の部屋に勝手に入りました。それで……これを見付けたんです」


 菊李は手に持った花を、陸前に見せた。


「ああ、菖蒲の花ね。でもそれはあなたが持ってきたものよ?」

「わたしが注文を受けて持ってきたのは、確かに菖蒲ですけど、これは違います。この花は【ニオイアヤメ】という菖蒲の一種なんですけど、先生の部屋にはこれで作った押し花がありました。凄く綺麗に作られてて」


 菊李は唇を震わせる。


「あなたが言いたいことはわかるわ……先生が教えてくれたんだもの。その花の言葉は――恋人」


 陸前がそう尋ねると、菊李は小さく頷いた。


「だからこうして、わたしはあの人のところに行くのよ――」


 陸前は振り返ることなく、滝に吸い込まれるように――落ちた。


「……っ!」


 菊李が声を出す間もなく、陸前の身体は滝壺に飲まれ、底の石に頭をぶつけたのだろう。

 真っ赤な血とともに、死体となって浮かび上がった。


 ――悲鳴が聞こえ、屋敷に戻ろうと山を登ってた杉山がそれに気付き、声がしたほうへと向かった。


「じょ、嬢ちゃん――?」


 駆けつけると、跪き、身体を震わせている菊李の姿があった。


「どうした? なにがあった?」


 菊李は何も答えず、ただ、指で滝の方を指した。


 その先を見ると、杉山は顔を歪め、静かに、無線で麓に停めてある車の中で待機している月極に連絡を取った。


 ――至急応援を呼んでくれ。真犯人が自殺した。



 二日後、日下生花店の母屋に、不知火の姿があった。


「菊李ちゃんは?」

「目の前で人が自殺したそうじゃからな、相当こらえておるようじゃな」


 菊李の祖父は茶を飲みながら答えた。

 不知火は二階の方を見上げる。


「あの子は悪い事をしとらんし、心中しようとした二人が悪いから責任を感じんでもいいとは云っておるんじゃがな」

「それは無理な注文じゃろ? あんな目に遭っておるんじゃから」


 不知火の言葉に、老人は小さく項垂れた。


「で、その松村と陸前についてはもうカタがついたのか?」

「一応義務として詳しいことは云えんがな、あのふたり、どうやら密会しておったそうじゃよ。まぁ、それを家元は許さんかったらしいが、ふたりは本気だったようじゃ」

「心中もそれが理由か……」


 老人は、哀れんだ表情で、呟いた。



 死んだふたりが出した答えが正しかったのか、もしそうだったとしても、菊李には余計理解できなかった。

 どうしてアネモネも一緒に注文したのか、それが余計に彼女の神経を蝕んでいき、精神安定剤を余計に飲むこととなってしまい、翌日体調を崩してしまった。


 アネモネの花言葉は――薄れゆく希望。


今回使用した花で、本編では花言葉が出て来なかった花の一覧。


花菖蒲=あなたを信じる

牡丹=恥じらい、誠実

杜若=幸運がくる

ヨモギ=決して離れない

トリカブト=復讐、美しい輝き

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