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やる気だしたい

作者: 晴読雨読
掲載日:2025/11/24

 いよいよ共通テストの申し込みも終わり、やる気を出すためと行ってみた文化祭で、一層のやる気が出てきた。


 模試の結果も志望校の判定は頑張れば何とかなる判定が出てきた。

 

 後は追い込みをかけるのみ!と思っていたし、塾もちゃんと通っている。


 だけど誘惑が多い。世間はクリスマスに冬休み。旅行に美味しい食事。好きなグループのライブの宣伝も心がざわつく。

 それに、大学なんか行かなくても、っていうマイナスの反応も目にしてしまうとやる気がなくなる。


「あんたはそういうこと気にしないの?」

塾の帰り、幼馴染に聞いてみる。

「お、俺は大学でやりたい事あるし、今年だけ我慢と思ってる。ケーキくらいは家で食うと思うけど」

「えー真面目だぁ。私は大学行くならまだ就職しなくていいってのと都内で遊びたいだけだからなぁ。学部も推しとかのSNSも勉強っていえるから情報学部選んだし」

現代文化研究とかそういう感じ。ただ第二外国語とかって興味ないのもあるからちょっと鬱。

 外国で推せそうな人がいるなら、その言語でいいかなって思ってる。


「俺も似たようなもんだよ。オンラインゲームのあのたくさんの通信がすげーっ自分でも作ってみてーってだけだし」

「あー、昔からゲームばっかだもんね」

「ゲームやってたら、ゲーム作りたくなったって普通じゃね」

「普通じゃないと思うけど、好きならいんじゃん。それよか、モチベーションの話。やる気出ないからどうしたらいいかって話」

「やる気とかはあんまり考えたことないなぁ。眠くてもとにかく読んだり書いたりしてる」

「頭入んなくない?」

「そうだけど、やる気出ないからってスマホいじるよりはいいかなって」

「そっかぁ。確かについスマホ見ちゃうけどその後やる気出ることってあんまりないかも」

「それに、やっぱりお前と同じ大学行きたいし、俺だけ落ちるとか恥ずかしいし」

顔を背けながらそういう奴につい嬉しくなる。


「あー、そういう事言うんだ。んじゃ私が落ちると一緒に行けないし頑張りますか」

ウリウリと小突くと奴は更に赤くした顔を手で覆っているが、はみ出ていて全然隠せてない。


 さて家に帰ったら勉強がんばりますか!



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