表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
98/195

素顔の話


 私達が悲鳴をあげたときの対策だったんだろうなと気づいたのはもう一回意識がぶっとんで病室で白い天井を眺めながらだった。

 死出くんは入院。首の傷がどうもやばいらしい。

 噛まれたしね……。

 私のほうは別に退院してもどっちでもいいと言われたのでとりあえず死出くんの病室を尋ねた。

「ごめんね。こんなことになっちゃって」

「そーだ。お前のせいだ。土下座しろ。生まれてきてすいませんって言いながらこの場で脱糞しろ。んでそれ食え。俺はそれ横目にご機嫌な昼ドラ見るから」

 ごめん、キモい。

「あんたさ、もしかしてそっちが素?」

「うん。学校って猫被らないといけない場所なんだろ」

 なんか意外そうでそうでもない一面を見た。

「俺が勝手にやったことだから謝られる筋合いはねーよ」

「あんた、なんでそこまで愛川の名前にこだわるの?」

「親がそれだけを誇りにしてるような人間だったからな。大間抜けでクソだったけど価値感ぐらいは継いでやりたいんだわ」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ