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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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心地の話

 食べてる。……もしかして「死体消失」ってそういうことか? カニバリズム。ぞっとしない。大言壮語なんて言ってごめん、あんたは確かに「捕食者」だわ。美味しいのかな?

 床に散らばったナイフから大振りのモノを二本とった。正直言うとなんか楽しくなってきた。死ぬのが心地いいなんて変な話だけど。そういえば私って二人は人間を殺してるんだよなぁといまさらのように思い出す。

 両手から血を流している廢縞十鬼が私を見る。むやみに整った顔立ちに映える暴力的な視線だった。なんかゾクゾクする。

「早贄で仕留めたと思ったんだけど、避けるね君」

「知らん」

 後ろで死出くんが片手で首筋を押さえながら構えている。自分の肉が食われてるショックはなかなかでかいらしい。

「困ったなぁ。蜂の巣、もう使っちゃったしなぁ。あ、そうだ」

 何か思いついたような顔でポンと手を打つ。

「逃げよう」

 窓を叩き割ってベリーロールの要領で飛ぶ。そのまま窓の向こうに消えた。


 

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