表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
93/195

全滅の話



「いつまでそうしてんだ、お前」

 三角座りでいじける私に死出くんが言う。

「あぁ、うん、いけばいいんでしょ、逝けば」

 やけくそだ。私と死出くんしかいなくなった教室を出て早足で歩く。

 鬼だろうが死神だろうがなんでもかかってきやがれ。

「やあ」

 ほんとに居た。人間の「捕食者」を名乗る大言壮語な変態。異常に整った顔立ちに似合わない白髪交じりの髪。妙に長い手足。どこか歪な表情。おっさんですら逃げ回るしかない相手。殊更切味ですら破ってみせた誕生を殺す寸前まで追い詰めた殺人鬼。

「今日は訊きたいことがあってきたんだけど、大人しく答えてくれるとすごく嬉しい。ボクってさぁ、少し前に機時惨告を全滅させたことになってるんだよ。だけど実は一人だけ取り逃がしてる。君はその一人の行方を知らないかい? 一時君たちが一緒に暮らしていたのは組織の優秀なクラッカーが突き止めてくれたんだけどさ、そこから先の足取りがまったく掴めないんだよねぇ」

 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ