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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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証拠の話


「何してたの?」

 成木は「狩り」とあっさり答えた。死出くんを殺そうとしてたのだろう。両手の指に挟んだ試験管が行き場を失くして困っていた。

「証拠とか残るじゃん。学校でやっちゃダメだよ!」

 なんだか指摘することが致命的に間違ってる気がしなくもない。けど私にとっても死出くんは油断ならない敵なのでまあ仕方ないか。

「花無し一花果は証拠を残さない。心配いらないよ」

試験管がいつのまにか手から消えていた。どういう原理だ?

 いいや、その前に例え不意打ちでも死出くんを無傷で退けてる。

 あくまで私が見た限りだが化け物級でないにしろ死出くんは結構強いはずだ。身のこなしや武器の扱いなんかは誕生と大差ないように映る。それをいとも簡単に?

「……次にやったら切味ちゃんけしかけるから」

「切味? 誰だそれ」

 言ってから成木の顔が青ざめ始めた。

「殊更切味のことか!?」

 無視して帰ってやる。人殺しとかそういうあれとはおさらばしたいのだ。私は。



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