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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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交代の話

「きゃー?!」

「ぎゃー!?」

「て、手厳しいぃぃ」

 お化け屋敷は概ね盛況だった。特に半泣きになってる笠原さんはなかなか見物だった。

「おつかれー。交代の時間だよ」

 ゾンビ役もう一人の子が来てくれて私は自由になる。教室にはお化けの大群。シュールだ。

「あれ? 成木は?」

「なんか一人でどっか行ったよ」

「ふーん……」

 ゾンビの衣装を脱ぎ捨てると秋の空気が汗を冷やす。私はバッグから『鉛筆』を抜いてポケットに差し込んだ。

「そんじゃ、ちょっと回ってくるよ。お先ー」

「おつかれー」と何人かが言ってくれた。一緒に回ろうと言われなかったのが少し幸い。……私、人徳ねーなー。

 図書室、屋上、校舎の中、校舎裏かどこか。どうだろ。そもそも学校の外の可能性もある。とりあえず片っ端から回ってみようかと思って校舎から出た。男子トイレとかだったらお手上げだけど。

 っと、死出くんが目の前を駆け抜けた。

「……逃がした」

 成木が校舎の影から出てきた。



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