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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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筆談の話

 授業中。「なにしにきたの?」と書いたルーズリーフを折り畳んでこっそり死出くんに突き出す。「お前を殺しにきたんじゃない」と返ってきた。成木くんのことか? でも違った場合いらない個人情報を晒してしまうことになる。だから「信用できない」と書く。「あの女、コトサラキレアジだろ? お前を殺せばあれに殺される。だからあきらめた」切味ちゃんの名前がカタカナだ。漢字がわからなかったのだろうか。ちょっと優越感。……は、ともかくとして説得力はあった。改めて「どうして私を狙ったの?」訊ねる。「俺の親父は愛川万死、愛川静誕という殺し屋に殺されて名前を奪われた。後継のお前から取り戻そうと思った」静誕が先々代の名だということは誕生に聞いてる。でも愛川って現役の大半が知らないくらい没落してるのになぁ。ふと横目に薄く成木くんを見る。ノートを取っている。視線を外す。「私を巻き込まないなら別にいいけど、文化祭の邪魔はしないでよ」


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