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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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子供の話

「ありがとうございます。参考になりました」

 カズくんは部屋に戻っていく。

 あれでよかったのかな、と私はちょっとだけ思う。カズくんが期待していたのは正義の味方が悪者をぶっ飛ばすような快活な答えだったかもしれない。だけど現実にそんなものはとても少ない。だから世界は生き苦しいのだ。正しいことが多すぎてすっきりしないから。

「お姉ちゃんは間違ってないと思うよ」

 ユキちゃんがそう言ってくれるのが少しだけ救いだった。

「ただいまー」

「お、きれあじだ!」

 ユウくんが駆けていく。この間、切味ちゃんにセクハラしようとして肩を脱臼させられたのに懲りないなぁ。

 ちなみに笠原さんが肩を嵌め込んで大泣きしていた。相当痛かったらしい。

「て、手厳しすぎるぅぅ」

 今度はどうなったんだろ。確認するのが少し恐い気もした。切味ちゃん、加減知らないからなぁ。

「既死期ー。遊ぼー」

 ……中身はガキなのになぁ。

 普通に私より三つ、四つは年上のはずなのに。



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