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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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保険の話

「誕生もめんどくさいもの残してくれたなぁ……」

 殺し屋になる気が更々ない私にはそんな名前は重たいだけだ。

 傷が回復したらきっと彼はまた襲ってくるだろう。

 そうなった時のことを考えると少し憂鬱だった。

 逃げ足ぐらいは鍛えておいたほうがいいかもしれない。

「安心しろ。既死期が死んだらちゃんと仇はとってやるから!」

 元気一杯に言いやがったけどさぁ、切味ちゃん。それ、かなり安心できないよ。

「まあまずは病院ね。切味、あんたは怪我してない!」

「してない」

 あれ、この子、右島派閥とか言う殺し屋集団と戦ってたんだよね……?

 笠原さんがハンドルを切ってカーブを曲がる。

 ああ、病院は少し苦手だ。あの清潔すぎる感じが妙に肌に合わない。

 まあ仕方ないと割り切るしかない。

 腕の傷を縫われて包帯をぐるぐる巻きにされ、お金を払ってその日は帰った。

 うーん、入っててよかったなぁ、医療保険。もし戸籍がなかったら凄まじい額を取られてただろうから……




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