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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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経営の話


 みんなが食べ終わったあと、後片付けの当番が私だったので洗い物をして笠原さんの部屋に向かった。

 二度ノックする。「どうぞ」と声が帰ってくる。

 扉を開けて中に入り、チビ達が入って来ないように鍵を掛けた。

「悪い件なのはわかってるけど、何かしら?」

「なんか悪い人につけられてるっぽいんです。心当たり、ありますか」

 笠原さんは少し考えて「このところは何もないはず。あの子にも聞いてみたいとわからないけど」と言った。

 笠原さんは元殺し屋だ。引退して孤児院を経営している。

 他の施設が合わなかった子を引き取ったりなので大変な時は本当に大変らしい。

 私が来たのは半年ほど前だからよくは知らないけれど。

 なので裏社会にはそれなりに通じている人なのだ。

 おっさんの線でないなら笠原さんかなぁと思ったのだが。

「あいつかなぁ……」

「あいつでしょうね」

 私と笠原さんは同時に溜め息を吐いた。

「あいつって誰のことだ?」

 その声は窓の外から聞こえた。




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