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魅いられる  作者: 月島 真昼
二章 愛川既死期の殺人学校
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視線の話

「んーと、考えとくよ」

 美咲はにっこり笑って「とりあえずあたしから見た感じ、成木はいいやつだよ」と言った。

 私から見ても少なくとも悪い人ではないと思う。

「お、もうこんなとこか。それじゃ」

 分かれ道で美咲は軽く手を挙げた。

 美咲は左に私は右だ。バイバイと手を振って歩きながらこっそり溜め息を吐く。

 いまの美咲の話のせいじゃない。


 ……見られている。


 今朝の登校途中も視線を感じた。

 ヤバい。

 視線の読み取り方はおっさんに習った。

 さらりとしてるのに強く印象に残る視線。

 これは堅気の人間じゃないって教わった。

 加えてさっきから探してるんだが姿は見せない。

 多分プロだ。何人か殺ってるかもしれない。

 殺し屋?

 それとも拷問屋?

 いまさら私に何のようだろうか。

 おっさんが失踪してから半年は経ってる。

 私が行方なんか知ってるはずがないのに。くそぉ、あの疫病神め。

 とりあえず帰ったら笠原さんに相談してみよう。

 そもそも無事に帰れたらの話だけれど。




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