表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
55/195

余白の話

 RXD爆薬、ええとシクロトリメチレントリニトロアミンだとかいう爆薬が生む爆風と高熱は容易に人間を消し飛ばす。

 ……ところで俺がこういう手を使ったことにかなり納得いかない人もいるだろうから言い訳をさせてくれ。

 機時惨告は愛川静誕を殺している。つまり静誕は機時に敗けているのだ。

 愛川静誕は俺よりも強かった、と思う。それは幼い頃にみた美化された静誕像でしかないのかもしれないが俺は俺では機時惨告に勝てないことがわかっていた。

 しかし静誕の仇は討たなければならない。 それには静誕が使わなかった『筆箱』か『消しゴム』しかない。が、『筆箱』は維持がスゲー難しく一つが限界。殊更切味を突破するために使ってしまった。『消しゴム』を安全圏から放って殺害できる相手でもない。

 なんだかんだ理由をつけたが結局のところ俺は魅いられたんだろう。

 残酷で悪ふざけと言葉遊びが好きで軽薄だけど、どこか優しくて強い。

 愛川という人間そのものに。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ