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魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
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殺人の話(虹立黄色)



 鍵の掛かっているはずの扉を開けた男の人は驚いた顔をした。

 あたしがいることがよほど予想外だったみたい。

「ここ、愛川の部屋であってる、よな?」

 ジョーの友達? ならこれからもお話することがあるかも。

 あたしは笑顔を作る。ママからこれが女の子の世渡りの秘訣よ、って教わっていた

からだ。

「はじめまして、虹立黄色です」

「ニジタテ? それ本名か?」

「うん、黄色は黄色だよ」

 男の人の目が輝く。

「マジか、けど虹立なんて名前は多くは……」

 ぶつぶつキトキがどうとかいう一人言の後、「きゃ!?」急にあたしの襟首を掴んだ。

「やめてよ!」

 叫ぶけど離してくれない。あたしは強く男の人の手を噛んだ。

「ツ……!?」

 手から逃れてジョーの部屋の奥に逃げ込む。少し血の味。

「手荒なことはしたくない。来てくれないか?」

 笑顔が恐かった。

 あたしは武器を探す。ない。いや、一つだけあった。ゲームの入ったプラスチックのケース、叩き割って尖った物を握る。


 ザク




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