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魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
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領域の話(殊更切味)

「アジトを変えたほうがいいのではないか?」

 『怪物』殊更切味に提案に対し機時惨告は首を横に振った。

「なぜじゃ?」

「今回の件について間接的にですが宍倉が絡んだようです。朱手が漏らした情報は間違いなく宍倉に伝わったでしょう。ここは既に監視の下にあるとみていい。つまり移動するならば先ず監視を殺す必要があります。勿論あなたに出来ないとは言いませんが、相手が宍倉となれば下手に刺激するべきでもないでしょう」

 殊更は少し物足りななかった。愛川も、青井も、機時も、彼女にとって恐れるに足る存在ではないからだ。純粋な闘争において殊更の領域に達した者など朱手の本物くらいだろう。

 ふと機時は訊ねてみる。

「愛川を殺しにいかないのですか?」

「主と愛川の因縁については聞き及んでおる。ここで待てば愛川は必ず来るじゃろう」

「『魔術師』と『捕食者』は既に愛川と接触しましたが」

「なぬ?」

 殊更は少し考えた末に「初志貫徹じゃ」と言った。



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