表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
36/195

因果の話

 シキに冷蔵庫を開けて貰った。ふむ、主に冷凍食品だが食事に関して困ることはなさそうだ。飲み物もリットルでスポーツドリンクが二本、茶が五本、横倒しになって入っている。車椅子まで完備してやがり便所も手刷り付きでなんとかなりそうだ。

 いろんな事情の人間を匿うための部屋、か。

「世の中にはいろんなやつがいるねぇ」

 子供のために殺しを依頼する母親。

 何の因果か「半分」母親を殺してしまい半壊した小学四年生。

 目的と行動が一致した狂気のナイフ使い(アイツコワイ)。

 俺のトラウマを抉るために現れたような拷問屋の珍妙なオッサン。

 空っぽの肉と皮の袋に「愛川」を詰め込んだだけの俺。

 ……ったく、何に魅いられてそんなけったいな生き方選んじまったんだか。

「シキ、暇か?」

「うん!」

「ちょっとしたゲームでもするか、トランプとかないか探してくれ」

「???」

「どうした?」

「トランプって、なぁに?」

 ……こいつの家庭事情も相当に複雑らしいな。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ