表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魅いられる  作者: 月島 真昼
一章 愛川誕生の殺人生活
22/195

慧眼の話


 にしても最初に殺し屋が来たか。

 仲介屋の連中が人海戦術かけてくるのが先かと思ってたんだがな。

 ……なにか妙だ。

 あいつは『魔術師』を名乗った。『魔術師』なら俺のような下っ端でも名前と多少のやり口ぐらいは知ってる。大道芸じみた手口でありながら証拠を残さず紅蓮に包む。

 殺しの跡には消し炭しか残らないとか言われているはずの、

 殺し屋の中でもそこそこの有名所だ。

 あんな大物が俺みたいな小者を殺しに速攻で出てくるか?、普通。ありえねぇ。

 仲介屋の下っ端連中から情報を引き出して逃亡の筋道を立てるつもりが、宛が外れた。

 単に俺の予測が甘かっただけなのか、それとも何かが起こっているのか。

(……考えてもわかるわけねーよな)

 推測を組み立てるにもカードが少なすぎる。

 手元にある情報だけで組み立てれる慧眼は俺にはない。

 とりあえずは逃げるしかできないか。

「シキ、見てたか」

「うん」

「そっか」

 頭を撫でてみた。

 シキは猫みたいに目を細めた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ