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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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欲望の話



「そっか。そもそも油田五忌振がどんなやつらか知らないもんね……」

「うん。知らない。お互いに利用してるだけだったから」

「えっとね。ようするにあいつらはテロリストなの」

「テロリスト?」

「大きい事件の八割くらいに関わってるかな。ノウハウを与えるような形でだったり、実行犯のアリバイの手助けだったり」

 僕がしてもらっていたことと同じようなことだった。

 姉ちゃんは彼らが起こした幾つかの事件を教えてくれた。毒ガスの製法やそれを使う場所、現金輸送車を襲う手口等は彼らが考案したものだったらしい。僕も知っているくらいに有名な事件だったのでそれなりに驚いた。

「なんでそんなことするんだろ」

「したいから。油田五忌振を捕まえたらみんなそういうらしいわ」

 したいから。

 現金を強奪したいから。

 密閉空間に毒ガスを撒いて人間を殺したいから。

 家族を殺した人間とその関係者を皆殺しにしたいから。

「なるほど」

 わかったようなわからないような。



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