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魅いられる  作者: 月島 真昼
三章 愛川数死の殺人事件
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比較の話




 ギプスで足を固定された姉ちゃんが病室から出てくる。僕はすぐに傍にいく。

「大丈夫?」

「ん、平気。弾が貫通してたから。骨をやっちゃっただけみたい」

 ほっと息を吐いた。本当に大丈夫なのかどうか僕には微妙に見当がつかなかったのだけれど。

 そういえば近くで姉ちゃんをみるのがずいぶん久しぶりな気がする。姉ちゃんは肩まで髪を伸ばしていた。おしゃれな感じではなく手入れが面倒だから適当にばっさりやった感じだ。僕はそれを少しだけ残念に思う。見た目は真理のほうがきれいだった。

 真理と姉ちゃんを比べた自分に吐きそうになった。

「カズ、あいつとは手を切って」

「できない」

「殊更さんって呼んでたけど、あいつが他にどんな名前で呼ばれてるか知ってる?」

「知らないけど」

「油田五忌振・脳味噌」

「どういう意味?」

 殊更さんが手足のように使ってる油田五忌振とかいうメンバーの上司だから、別に変な呼ばれ方でもないような気がした。いや、変だけど。



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